「よう実」こと「ようこそ実力至上主義の教室へ」の2年生編9巻のネタバレ・感想をしていきます。
9巻では2年生2学期の最後の特別試験と一之瀬関係が描かれています。
8巻の最後で一之瀬と綾小路の関係が深まっていましたが、9巻ではさらなる展開が待っています。
前巻8巻のネタバレ⇒2年生編8巻ネタバレ・感想!修学旅行編開始!
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【よう実】2年生編9巻ネタバレ・感想!
ここからは「ようこそ実力至上主義の教室へ」2年生編9巻の内容を簡単にネタバレをしていきます。
かなり衝撃的な展開となっているので、ネタバレが嫌な方は読むのをおすすめしません。
それでも良い方のみ読み進めてみて下さい。
2学期最後の特別試験
修学旅行が終わり、2学期の最後には特別試験が行われることになります。
その試験の内容は「協力型総合筆記テスト」です。
試験内容
概要:クラス全員で全100問のテスト問題を解く
ルール
- 予め決めた順番で生徒一人ずつ問題を解いていく
- 一人の生徒の回答数は最低2問~最大5問まで
- 試験中、生徒は別室で待機
特別ルール
全ての問題は難度に関係なく解いた者の実力によって点数が与えられる
- 学力A…1点
- 学力B…2点
- 学力C…3点
- 学力D…4点
- 学力E…5点
特別試験では、坂柳が率いるAクラスと堀北のBクラス、龍園のCクラスと一之瀬のDクラスが戦うことになります。
勝利したクラスは50クラスポイントを得られ、負けたクラスは50クラスポイントを失います。
普段の筆記試験での対決であれば、学力の高いAクラスには勝てませんが、学力の低い生徒の方が得られる点数が高くなる試験となっているので堀北クラスが有利な条件となっています。
堀北クラスは試験内容を聞き、とにかく勉学に励むことになりました。
南雲と綾小路の戦い
放課後、綾小路は南雲に呼び出しを受けて生徒会室へと行きます。
そこで南雲は綾小路に「生徒会長選挙」で勝負をしようと提案をします。
堀北と一之瀬のどちらかを生徒会長するか選挙を行い、南雲と綾小路がどちらかを支援するというルールです。
綾小路が勝ったら南雲から2000万プライベートポイントを受け取り、負けた場合は退学をする条件も付けます。
ただしかし、この勝負は見送ることになります。
その理由は、一之瀬が生徒会長選挙を辞退して「生徒会を辞める」といったからです。
これにより綾小路と南雲の勝負はなくなり、自動的に生徒会長は堀北に決まります。
鬼龍院の訴え
生徒会で話し合いが行われている最中、鬼龍院が生徒会へと入り込んできます。
鬼龍院が生徒会へと来た理由は、万引きの犯人に仕立て挙げられたからです。
先日、鬼龍院がケヤキモールで買い物をしている最中に、背後から近づいた3年Dクラスの山中が化粧品を鬼龍院のバックに忍ばせようとしました。
鬼龍院はすぐその行為に気付き、山中に詰め寄ったところ「南雲に命じられた」と白状します。
その真意を確かめるべく鬼龍院は生徒会へと乗り込みますが、南雲は「そんなことはしていない」と意見が食い違います。
そして結局この問題はこの場では解決することはありませんでした。
新たな生徒会メンバー
一之瀬が生徒会を辞めたことにより、生徒会のメンバーが不足したので南雲は堀北に新たな生徒会メンバーを集めるよう命令をします。
2年生から1人、そして1年生からも1人、生徒会のメンバーを増やすことになりました。
急遽生徒会のメンバーを集めることになった堀北は、2年生からは櫛田を1年生からはAクラスの石上を生徒会へと推薦します。
ただ石上は生徒会への勧誘を断り、代わりにDクラスの七瀬が生徒会へ入ることになりました。
神崎の新たな仲間
12月上旬、神崎から連絡を受けた綾小路は呼び出されていました。
その場には神崎だけでなく姫野、網倉、渡辺がおり、5人はカラオケにてBクラスの今後について話し合いをします。
神崎がここに綾小路を呼び出した理由は、新しい仲間を紹介するためです。
以前綾小路は神崎、姫野の2人にクラスを少しづつ変えさせようとしており、その進展として新たな仲間が増えたことの報告でした。
ちなみに渡辺と網倉の2人は急遽この話し合いの参加が決まったので、事前に神崎と姫野、綾小路が繋がっていることは知りません。
そして新たにそこに現れたのは「浜口」です。
浜口は以前から一之瀬のやり方に疑問を持っていた人物であり、神崎の誘いは良いタイミングだったようです。
「僕は一之瀬さんをリーダーから降ろしたいわけじゃない。だけど困ったときに支えられるような仲間になりたいと堂々と考えている。」
神崎たちの話を聞いた渡辺と網倉は驚きますが、自分たちのクラスが窮地であることと、それを変えていかなければいけない立場であることを気づかされます。
一之瀬の真相
「やっぱり一之瀬さんはAクラスに上がることを諦めた、ってことなのかな」
神崎が浜口を綾小路に紹介した後は、一之瀬について話し合われます。
生徒会を辞めたことで一之瀬はAクラスへの争いを諦めたのか、それともAクラスを目指す為に辞めたのか神崎たちは分からないでいました。
ただその理由は綾小路も分からず、結局のところ話は平行線となります。
するとそこに姫野の提案が出ます。
「綾小路くんに一之瀬さんの休日の様子を見てもらうっていうのは?で、その流れで色々聞いてもらえばいいじゃない。他のクラスの生徒って信じてもらえないとけど好きな人が相手なら気だって緩むでしょ?」
これにより、綾小路は一之瀬の真意を確かめるべく休日に一之瀬と2人で会うことになりました。
軽井沢と綾小路
休日に一之瀬と会うことになった綾小路は、彼女の軽井沢にそのことを報告します。
ただそれについて軽井沢は納得はしませんでした。
軽井沢は拗ねて綾小路が一之瀬と休日に会うことを辞めさせようとします。
これに対して綾小路は引くことをしません。
「ならオレの邪魔をするか?休日、一之瀬と会っている最中に乱入してくればいい」
「そ、そんなの…」
そして軽井沢は諦め、ふてくされて帰ってしまいます。
綾小路はこの軽井沢の行動を予期していましたが、この後軽井沢がどう反応してどう態度を示すのかを観察しようとしてます。
一之瀬との休日
綾小路は一之瀬とケヤキモールで待ち合わせをします。
特に予定を決めてなかった綾小路は「一之瀬の休日の過ごし方を教えてもらう」ということで、まず初めにジムに行くことになりました。
そして軽く汗を流した後、二人はカフェへと移動をします。
「今日私を誘ってくれた理由って生徒会を辞めたことと関係がある?」
一之瀬は綾小路に本日の目的を聞き出します。
一之瀬はある程度綾小路が誘ってくれたことに目星をつけており、クラスメイトが綾小路に頼って生徒会を辞めた理由を聞き出そうとしていると予想をしていました。
そして一之瀬は生徒会を辞めた理由を綾小路に話します。
「そもそも生徒会に向いていないこと、実力と人望がないこと、消せない過去があること」などが生徒会を辞めた理由です。
ただしかしAクラスに上がることは諦めていません。
今の現状のまま生徒会へ所属しながら他クラスと戦ってAクラスを目指すのは難しいと一之瀬は考えていました。
「生徒会を辞めたことや、辞めるまでに考えていたこと。今綾小路くんに伝えたことは週明けにでもクラスの皆に伝えるつもり。誤解されたままだと良くないしね」
一之瀬がまだAクラスを諦めていないことを知った綾小路は、神崎に本日のことを報告して一之瀬との休日を終えます。
鬼龍院からの調査依頼
綾小路は鬼龍院から万引きを促した犯人の調査を頼まれ、その調査として3年生の朝比奈に接触を図ります。
綾小路は朝比奈に万引きの事件を話したところ、3年生の間で南雲への不満や反発する動きがあることを知ります。
- 毎月得られるプライベートポイントの75%を南雲個人へと譲渡すること
- 南雲の指示を遵守し敵対行動を取らないこと
- 独自に制定した得点を集め認められた者がチケットの権利を得ること
- 資金を手渡されるのはクラス確定を前日であること
- チケット確定後も南雲に背けば権利を剥奪されること
- 以上の5つの条約を守る生徒は2000万のチケット争奪戦の権利を得る
南雲はこのような規約を3年生に設けており、クラスポイントではBクラス以下の生徒はほとんどこの条約を受け入れています。
これを聞いた綾小路は、鬼龍院を万引き犯に仕立て上げようとした山中と朝比奈を通じて会うことになりました。
ただ山中とは会えず、代わりに3年Dクラスの立花という生徒が綾小路の下に来ます。
立花は山中の代わりに事件の真相を伝えますが、結局のところ「南雲に命じられて盗みの罪を着せようとした」と答えただけでした。
「俺は橋渡し役の一人だ。もしも鬼龍院に万引きの罪を着せることが出来たら、評価してやるって」
綾小路はこの主張に矛盾があることを指摘しますが、立花は何を言われても一貫してこの主張を貫きこの場を去っていきました。
ただ綾小路はこの立花の反応で何かを掴んだようで、今日のところは朝比奈にお礼を言って終わります。
一之瀬との密会
万引き事件の真相へと迫る重要な情報を得た綾小路が自宅へと帰ると、一之瀬が部屋の前で待っていました。
「なんか綾小路くんに会いたくなっちゃって。迷惑、だったかな?」
一之瀬は綾小路の部屋に入り、少し雑談をした後、綾小路の下に訪ねた本当に理由を告げます。
「私は、やっぱり綾小路くんのことが好き」
一之瀬はこの前の休日で綾小路のことを諦めるつもりでいましたが、逆に綾小路のことを諦めきれなくなってしまいました。
「綾小路くんには軽井沢さんがいる。それは分かってる。だから今はこれ以上のことは何も求めない。だけど…」
「だけど?」
「この先は違うよ。私は綾小路く振り向いてもらえるような人間になるつもり」
そして一之瀬は綾小路に「これからの姿を見てほしい」と伝えて密会は終わります。
事件の真相
特別試験のテストが終わった後、綾小路は鬼龍院の事件の件で生徒会へと呼び出されます。
そこには新たな生徒会メンバーの櫛田や七瀬がおり、元生徒会長の南雲と元副会長の桐山がいました。
「綾小路くん。あなたは先日朝比奈先輩に接触したそうね」
「朝比奈先輩を介して、3年生の事情を一通り聞いた。南雲先輩がどんな契約を3年生達に強いていてどんな関係にあるのか。どんな感情を抱いているのか探ってみた」
綾小路は先日朝比奈と立花に会って聞いたことを全員に話します。
「南雲先輩は自らが犯人ではないと言っている。一方で山中先輩と立花先輩は一貫して南雲先輩に命じられたと言っている。これは明らかな矛盾です。」
ここから堀北が事件についてまとめに入ります。
堀北は両者のどちらかが嘘を言っている可能性を考慮しつつも、逆にどちらも本当のことを言っており、第3者が事件を起こしていると結論をつけます。
「今回の件。裏で糸を引いていた本当の人物は――――南雲先輩ではなく、副会長だった桐山先輩。あなたではないんですか?」
堀北は現状の情報を整理して、桐山がやっていたとしたら一番しっくりくると予想します。
そしてそれを確かめるために、立花たちを生徒会へと呼びだそうとします。
「…分かった。もうここまでにしてもらおう」
桐山は今回の件の犯人が自分だと認めます。
桐山の目的は「生徒会選挙をなくすこと」でした。
桐山は南雲の持っているプライベートポイントを3年生の救済のために利用してほしいと思っており、南雲と綾小路の戦いで貴重なポイントを使ってほしくなかったのです。
そのために桐山は鬼龍院を万引き犯に仕立て上げることで事件を拡大させ、万引きの過去を持つ一之瀬を辞退させたかったようです。
ただ予想以上に一之瀬が早く辞退したことで無駄に終わってしまいました。
「分からないな。勝ちを決めているお前に浮いた金なんて関係ない事だろう」
桐山は既に南雲からAクラスへのチケットを確定してもらっている状態であり、今回のような行いは謀反となるだけのことに南雲は疑問を持ちます。
「関係がない?確かに俺はAクラスいきのチケットをお前から得た。だが、それによってどれほど精神的負荷を負ってきたと思っている。クラスの仲間からは妬まれ、憎まれ続ける日々。それは耐え難い時間だ」
それを聞いた南雲は納得をしますが「俺を裏切ったこと、覚悟は出来ているんだろうな?」と桐山に詰めます。
ただここで堀北が出ます。
「何故わざわざそんなリスクを背負ったのか疑問が残ります。もしかして桐山先輩は強のこの場で、自分が真犯人であると突き止められる覚悟を持っていたのでは?」
堀北の言い分として、桐山がやったことは南雲にプライベートポイントを好き勝手に使わせないようにすることですが、このような回りくどいやり方をしたのは、南雲に不満を抱く生徒がいると伝えたかったと指摘します。
「どこまで効果を発揮するか分からなかったが、その通りだ。南雲に不平不満を抱く生徒は日増しに増えている。そのことを本人に話したところで俺の発言など聞く耳を持たなかっただろう。違うか?」
南雲はこれに対して肯定します。
そして事件の真相が分かった後、南雲にもいくつかの問題があったと分かり、堀北が最後の審判を下します。
「では生徒会長として申し上げます。今回の件、まずは桐山先輩から鬼龍院先輩への深い謝罪を。そして背景にどんな事情があったにせよ、無関係な山中先輩と立花先輩を巻き込んで犯罪の罪を擦り付けようとした事実は重く受け止めるべきでしょう。ただし学校側に申告すれば大事になるのは避けられないため、一週間程度の自主的な停学で反省をしていただきたいと思います。
また南雲先輩に直接の責任はありませんが、契約を結んでいる以上一定の責任があると考えます。桐山先輩がクラス移動する権利を剥奪する資格をお持ちだと思いますが、今回はそれを行使しないとを約束して下さい。」
そして堀北は今後このようなことが起こらないように、南雲には3年生から集めたプライベートポイントは3年生のためだけに使用させることを約束させます。
南雲はそれを受け入れ、一連の事件は幕を閉じました。
特別試験の結果
冬休みに突入する前日、2学期の最後に行われた特別試験の結果が出ました。
結果は堀北クラスの勝利です。
正答率はAクラスの方が高かったですが、堀北クラスの方が総合点では上回っていました。
そして龍園と一之瀬のクラスの戦いは、一之瀬クラスが勝利をします。
龍園のクラスは一之瀬クラスに対して、勉強の邪魔をする嫌がらせ行為などを裏で行っていましたが、単純な学力の差で龍園クラスは敗北します。
これにより堀北クラスと坂柳クラスのクラスポイントは100埋まり、一之瀬クラスは僅差でCクラスへと浮上する結果となりました。
一抹の不安
軽井沢は綾小路が一之瀬と会うこと知ってからというものずっと綾小路とギクシャクした関係が続いていることに悩んでいました。
そのことで佐藤に相談に乗ってもらっていた時、軽井沢のスマホにある写真が届きます。
それは一之瀬と綾小路がジムから一緒に出てくる場面の写真がクラスメイトの森寧々から送られてきました。
それを見た軽井沢がショックを受けている所に一之瀬が現れます。
「こんにちは軽井沢さん」
そして軽井沢の代わりに佐藤が率直に綾小路との関係を一之瀬に訊きます。
「一之瀬さん…綾小路くんと何もないよね?」
「やだな。私と綾小路くんには何もないよー」
一之瀬は綾小路との関係を否定します。
そして一之瀬は誤解を生ませてしまったことを軽井沢に謝罪します。
「本当の本当に…清隆とは何もないんだよね?」
「やましい関係は何も無いよ」
一之瀬は二人の関係を取り持つことを約束し、一之瀬は軽井沢たちと別れます。
「安心して軽井沢さん。本当だよ、綾小路くんとは今はまだ何もない。今はまだ、ね―――」
そう軽井沢達に聞こえない小さな声で呟きます。
【よう実】2年生編9巻ネタバレ・感想:まとめ
以上、2年生編9巻のネタバレ・感想でした。
9巻に派手な展開はありませんでしたが、今後の妄想が色々と捗るターニングポイント的な巻だったと思います。
他にも櫛田が生徒会へ入る条件や渡辺の恋愛関係、堀北の特別試験での作戦、龍園と一之瀬の戦いなどが描かれていましたので気になる人は原作を読んでみて下さい。
迷いを捨てた女の怖さ。そして今後の一之瀬に期待ができる良い巻でした。
次巻のネタバレ⇒2年生編9.5巻ネタバレ・感想!坂柳からまさかの告白が!
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実際に私は過去に開催していた50%割引キャンペーンで「よう実」を全巻をほぼ半額で手に入れました!
【よう実】キャラクターまとめ
堀北クラス
一之瀬クラス
柴田 颯 | ||
姫野 ユキ |
龍園クラス
石崎 大地 | 金田 悟 | 山田 アルベルト |
時任 裕也 | 真鍋 志保 |
坂柳クラス
鬼頭 隼 | 山村 美紀 |
3年生
朝比奈 なずな | ||
桐山 生叶 |
1年生
卒業生
先生
坂上 数馬 | 星野宮 知恵 | |
真嶋 智也 |