【探偵はもう死んでいる】原作3巻ネタバレ・感想前編!新たな過去!

探偵はもう、死んでいる。
オレンジ
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どうもオレンジです。

「たんもし」こと「探偵はもう、死んでいる。」の原作3巻のネタバレ・感想をしていきます!

2巻は過去編でありましたが、シエスタの過去を知った4人は今後どう立ち回るのか?そして君彦はどんな行動をとっていくのか見ものです!

ボリュームが多いので前編・後編の2記事でまとめています!今記事は原作3巻のネタバレ・感想の前半の記事です。

後編➡3巻のネタバレ・感想後編!

「探偵はもう、死んでいる。」のまとめページはコチラ

注意

・ここからはネタバレを含むのでご注意ください!

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【探偵はもう死んでいる】3巻ネタバレ・感想、前編

では「探偵はもう、死んでいる。」の原作3巻の内容をネタバレしていきます!

今記事は原作3巻の前半記事です!

後半記事はコチラ➡3巻のネタバレ・感想後編!

6年前の渚

海岸線で、揺れるさざ波の音を聞いている少女がいました。その少女は一人でこうして海の音を聞くのが唯一の楽しみだったようです。

するとその少女の背中から女の子が声をかけてきます。

「そんなところで、なにやってるの?」

誰かに声を掛けられるとは思わなかった少女は、緊張しつつ答えます。

「…海の音を、聞いてたの」

話しかけてきた少女は最近ここに連れてこられてきたようで、同年代の女の子と話せるのが嬉しかったようです。

そう―ここはとある孤島に建てられた孤児院であり、何かしら事情のある不幸な子供が集められていました。

「君の名前は?」

「602番」

海を眺めていた少女は、大人たちから番号で呼ばれているということを告げます。それがここでの常識であり、すぐに慣れてしまうものでした。

「ナギサ。海が好きな君のことを、その名で呼ぶよ」

ナギサと名付けられた少女は「ねぇ、あなたの名前は?」と問い返します。

「私に名前はないよ。ただ……コードネームならあるかな」

そうして彼女が名乗った名を、ナギサは一生忘れないと思いました!

過去を振り返った4人

「いつか君の眠りを覚ます者の名前は――渚。夏凪渚」

シエスタのその台詞を最後に、スクリーンが消え、映像が終わります。

この場に集められた、君彦、夏凪、斎川、シャルの4人は、誰も声を発さずただただ沈黙が流れていました。そして長い沈黙を破ったのは――夏凪でした!

「あたしだ」

明るくなった室内で、夏凪は君彦に謝ります。

「君塚の一番大切な人を奪って、ごめん」

夏凪は君彦に近づき、夏凪の細い指先が君彦の目元を拭います。

「……悪い」

君彦は知らず内に泣いていました。シエスタの死に関して、君彦は色々と吹っ切れたつもりでしたが、過去を知った君彦はどうやらまだシエスタへの未練を断ち切れていなかったようです。

その後4人は本当の過去についてしばらく話し合いましたが、改めてここ誘拐されてきたことを思い出します!

そして次の瞬間、4人の他に別の誰かの気配を感じることになります。

「誰だ!」

君彦は反射的に叫び、その陰の正体に手を伸ばしますが、気づくと君彦の身体は宙に浮かんで背中から地面に激突します!

「次にこの身体に触れようとしたら、あなたの前身の骨を砕きます」

君彦は背負い投げをしてきた犯人に文句の一つでもくれてやろうと、ゆっくりと目を開き…やがて目の前の光景に固まります。

目の前にいたのは、白銀色の髪の毛にメイド服を着た少女。

「――シエスタ」

メイド服が今までの記憶と違っていましたが、かつての相棒がそこにいました!

メイド服を着た《シエスタ》

「さぁ、皆さん。どうぞ好きなものを注文して下さい」

メイド服を着たシエスタは、君彦たちを連れ去った張本人でした。その正体は本物のシエスタではなく、生前のシエスタの肉体、記憶、能力の一部を参考に作られた生体アンドロイドでした!!

「俺たちを誘拐したからには、なにか用があるんだよな?それともこれも、生前のシエスタの指示か?」

「ええ、シエスタ様はあの日を迎える前に様々な準備をされていました。あなた方を見出したのもそうですし、こうして私というバックアップを用意していたのもその一つです。そして私には、あなた方に真実を伝える使命が課せられていました」

《シエスタ》は君彦たちに過去を伝えるべく誘拐までしました。そしてシエスタが《名探偵》として働いていたわけとしてシエスタは世界を守る調律者の一人だということを明かされます!

調律者とは全員で12名いるらしく、世界の危機に対抗すべく国際機関によって秘密裏に任命された人物です。シエスタはその中で《名探偵》の役職についていました。

「このままだと恐らく、次期《名探偵》はあなたが指名されます」

そして《シエスタ》は夏凪に視線を向けて言います。そして《シエスタ》は夏凪にシエスタの代わりに《名探偵》を名乗る遺志を継ぐかどうかを訊きます。

夏凪は声が震えながらどうすればいいか分からなくなっていました。そこで君彦はまだ結論を出すには早いと言い、「もし《名探偵》を継ぐのならなにをすればいいのか?」を《シエスタ》に聞くと―

「では先ほど見ていた映像に隠された、間違い探しをしていただきたいです」

翌日―今後について

《シエスタ》によって本当の過去を知った翌日、君彦たちは普段通り学校へ行っていました。

君彦は夏凪を放課後、今後について話をします。そこで昨日《シエスタ》に言われた間違い探しについて考えることになりました。

事件の当事者から話を聞くのが一番早いということとなり、君彦たちは一人最重要人物である『ヘル』が残っていることに気づきます。

「でも、ヘルはシエスタさんがあたしの中に封印したんじゃないの?」

「そう、封印だ。消えてなくなったわけじゃない」

1年かけてシエスタが説得したヘルを再び呼び出そうとする君彦ですが、どうやって呼び出したらいいのかに迷います。

「――ヘルを呼び出すならなら、どうぞ私にお任せを」

突如、そこには昨日の《シエスタ》が現れます!話を聞いていた《シエスタ》はヘルを呼び出すことに協力してくれることとなります。

その後は場所を変え、君彦のアパートへと集合します。

「で、本当にお前は、ヘルを呼び出せるのか?」

「ええ、もちろん」

そう言い、《シエスタ》は君彦の家にある大きい鏡の姿見を準備します。そして《七つ道具》の手鏡を夏凪に持たせ合わせ鏡になるように姿見の前に立たせます。そして夏凪の髪を結んでいた赤いリボンを外すと――

「久しぶりだね、ご主人様」

鏡の中で立つ夏凪の姿で紅い目をした少女はヘルでした!

「ほら、いつかボクの言った通りだ。キミはいずれボクのパートナーとなるとね

それは1年前、君彦がヘルによって連れ去られた時にヘルから言われたことでした。未来を記す《聖典》には君彦とヘルがパートナーとなることが定められていました。

「悪いな。俺がパートナーを組んでいるのはお前じゃなく、お前のご主人様の方だ」

「相変わらずつれないね」

そうヘルは呟くと、今度は一体何のために呼び出したのかを訊きます。君彦たちはヘルに1年前のジャックザデビルの事件にてシエスタが犯した間違いについて教えてもらおうとしました。

しかしヘルはそのことについては知らないとのことで、夏凪は逆に今度はヘル自身について教えてもらおうとします。ヘルはもともと夏凪によって生まれた人格でありましたが、夏凪はヘルのことをよく知りませんでした。そしてヘルはある過去を夏凪に話をします!

もう一つの過去

夏凪が12歳の時のこと、夏凪はある孤児院にて暮らしていました。生まれつき心臓に疾患があり、病室でおとなしく暮らす毎日を送っています。

そこにある少女が尋ねてきます。

「何の用よ――シエスタ」

「せっかく友達が遊びに来てあげたのに、相変わらずつれないね」

夏凪には最近悪友と呼べる友達がいました。その一人がシエスタです。

そしてもう一人の悪友が現れます。

「……はぁ、あんたまで来ちゃったか」

「なにそのリアクション!なーちゃん、ひどい!」

それはシエスタと君彦の過去にも登場したアリシアでした!

シエスタに関しては夏凪が孤児院へ来て数か月後に来た少女であり、どこから来たのか、どこの国の出身なのかについては謎のままです。アリシアに関してはシエスタが夏凪の元へ訪れるときに連れてきて仲良くなりました。

夏凪は辛い治療の中、3人と仲良く暮らしています。

そして三か月が経ち、シエスタが夏凪のもとへと尋ねてあることを夏凪に告げます。

「私もこの施設に来て、三か月が過ぎたけど、少し気になることがあってね」

それは施設の運営費が外部からの寄付金の他に治験によってお金を委ねているという疑問と各部屋に設置されている盗聴器についてでした!

「この施設は、わたしたち子供になにか隠している」

「…!あたしたち監視されてるってこと?ならこの会話も聞かれてるんじゃ…」

「この部屋は既にダミー音声にすり替えて流れるように設定してる」

シエスタはこの施設の謎を解き明かしたいとのことでした!そしてシエスタは渚にもそれに手伝ってほしいと頼みました!

シエスタは夏凪を連れ、ある場所へと連れていきます。そこは段ボールで作られた段ボールハウスであり、シエスタが作戦本部として拠点としている所でした!

入るとそこにはアリシアも居て、アリシアはそこで武器を作っていました。アリシアはもともと発明品として数々の遊び道具を作っていたようですが、爆弾や武器も作れるようです。

「私たちと一緒に、ナギサも戦ってくれないかな」

そして3人は施設に対抗するレジスタンスとして活動を始めます!

本当の敵

数週間後、3人は情報を集め施設の怪しい場所を突き止めます!

それは地下にある研究施設であり、3人はそこへ向かいます。扉を開くとそこにはいくつもの大きな貯水槽の中にないかが繋がれて入っていました!

「おや、来客かな」

そんなことを言いながら出てきたのは、白衣を着たメガネの男――施設長でした!

「それが人造人間?」

「…ほう、ずいぶんと調べ上げたみたいだね」

彼らがここで行っていたのは人体実験であり、未知のエネルギーを体を身体に注入することで《人造人間》を生み出していました。子供たちはその試行実験の行うために集められたようです。

「あなたも、人層人間なの?」

「俺はシードだ」

突如、男の口調が変わり、さらに身体もぐにゃぐにゃと歪んで、今度は細身の青年へと変わります!

「それで、どうする?この施設の真実と俺の目的を知り、その事実を突き詰めてみせたところで一体何になる?」

「もちろん、無理やりにでも止めさせる」

シエスタは背負っていたマスケット銃を構え、夏凪も施設に仕掛けた爆弾のスイッチを取り出します。二つともアリシアが作成した発明品です。

「自己犠牲か、くだらない。押す勇気がないことぐらい、その震える指先を見れば分かる」

夏凪は反論しようとしたその時ーー

では、押してみるか?

シードの目が紅く光り、夏凪はボタンを押してしまいます。シエスタも銃の引き金を引きますが、銃からは何も放たれず、夏凪が推した爆弾も何も作動しませんでした。

「ダメだよ~、二人とも」

背後から聞こえる声はアリシアであり、さらにこう言います。

「そんな物騒なものを、わたしのボスに向けちゃ、さ」

アリシアの裏切り

「あはは、ごめんね。わたしは最初からこっち側の人間なんだ」

アリシアはこの施設が昔から子供たちに人体実験をさせていることにも気づいており、強いほうについたほうが生き延びられる踏んでいました。

そしてアリシアはシエスタを指さしシードに提言します。

「こんな簡単に騙されるような子たちじゃ戦力にならない。《種》を与えるまでもないよ」

種――それは人造人間にするための道のエネルギー体です。そしてアリシアは―――

「代わりに、わたしに《種》をちょうだいよ」

いつもの子供っぽいままでアリシアはシードに《種》をねだります。

「では、この二人はどうする?」

「いつものように一部の記憶だけ奪えばいいんじゃない?そのあとは解放していいよ、どうせこの子たち、使い物にならないと思うし」

シエスタはアリシアの発言であることに気づきます。

「ねぇ、あなたは本当にそれでいいの?今の話を要約すると、あなた一人が犠牲になって、私たちだけは助かるという話になるんだけど」

ここにきてアリシアの顔が歪みます。

「…いいんだよ、これで。誰かが犠牲になれば、この実験は終わる。わたしが《種》をちゃんと使いこなせば、みんなは助かる!そうでしょ!」

アリシアは裏切ったわけではなく、シエスタたちを守るためにシードの味方のフリをしているだけでした。シエスタが施設の異常に気付く前からアリシアはシードについており、自分一人で解決しようとしていたようです。

「わたしがやる!わたしが《種》を受け継いでみせる!だから二人のことは…!」

「いいだろう」

シードは触手を出し、アリシアの左胸に突き刺します!

ですがアリシアの身体は、《種》に適合できず、血を吹き出して夏凪の前で死んでしまいます!

「ーーアリシア!」

夏凪の記憶はここまででそこで意識を失ってしまいました。

ヘルとの和解

夏凪はヘルの話を聞き、過去でシエスタとアリシアと出会っていたことを思いだします。

アリシアの死後、シエスタと夏凪は記憶を失われてしまい、夏凪に関してはその時からヘルという別人格が夏凪の身体を支配しました。

シエスタはその後、記憶を失うも自分に課せられた使命は忘れず、シードの《種》を盗みだし施設を抜け出しました。

夏凪はヘルへと人格が変わり、正式にそこから《SPES》の一員となりました。

「あなたは、あたしを守るために《SPES》の一員となった。そうでしょ?」

話しを聞いた夏凪はヘルに対して疑問をぶつけます!ヘルは夏凪の身体を殺させないよう《SPES》の一員となり、シードに尽くしてご主人様である夏凪を殺させないようにしていると!

否定するヘルでしたが、夏凪はヘルの本心を打ち明けます!

「あなたの罪はあたしが一緒に背負う。一生を懸けて償っていく。だって――貰ってばかり、あるいは与えるばかりなんて、そんな一方的な関係あるわけない――あなたはそう思わない?」

「まったく――バカだな、ボクのご主人様は」

―――鏡の中での対話を終え、夏凪はその後意識を失ってしまいます。

間違い探しと答え合わせ

夏凪を寝室で休ませ、君彦と《シエスタ》は今回の間違い探しについて話します。

《シエスタ》の間違い探しとは、1年前のシエスタは夏凪のこともアリシアのことも忘れており、その違和感に気付かなかったこと、そしてヘルの夏凪に対する本当の思いについてでした!

「間違えるんだな、シエスタも」

「ええ、彼女も人間ですから」

その後、君彦の携帯が鳴ります。「風靡さん」からの着信であり、君彦はそれに応答します。

『――シードとコウモリが手を組んだ』

そんな衝撃的なニュースを打ちい開けられます!

「…風靡さん、あんた。やっぱりシードのことも知ってるんだな」

『ああ、お前らもそろそろ知ったタイミングかと思ってな』

そして風靡さんはもうひとつ悪いニュースを告げようとしますが、そのタイミングで部屋から斎川が訪ねてきます!風靡さんの話を聞く前に君彦は扉を開けると、斎川は空気も読まず――

「――君塚さん、わたしのプロデューサーになってください!」

そんな依頼を君彦に告げます。

プロデューサーになる

「それで斎川、本当なのか?お前の両親に、不正経理疑惑が掛けられてるってのは」

斎川は、資産家である両親が生前、何かしらの不正経理を行っていた疑いがあり、今になってそれが公になりつつなるようです。そして斎川はマスコミなども殺到する自宅から逃げてきて、匿ってもらうためにここまで来ました。

「しばらく家にも事務所にも行きづらいことを考えると、いっそのこと君塚さんが私のプロデューサーに就任する方が早いのではないかと思いまして」

斎川は君彦に斎川のアイドルとしての仕事の雑務を押し任せるつもりのようでした。君彦は渋々ながら了承します。

ただ問題が君彦の家ではセキュリティーが低いということもあり、《シエスタ》が自室である君彦たちを監禁していた家を使うように指示します。

「それじゃあ、改めて。当面の間は《シエスタ》の隠家を拠点に斎川を保護するーー異存はないな?」

君彦は斎川のプロデューサーとなり、4人はしばらくの間《シエスタ》宅で同居することとなります。

プロデューサーとしてのお仕事

翌日より、君彦たちは《シエスタ》宅にて待機することとなります。君彦はプロデューサーとして斎川の仕事の電話をずっとしていました。

そしてその翌日、君彦は斎川を連れて音楽番組の生放送へと行くこととなります。本当はキャンセルする予定でしたが、生放送だけはキャンセルできませんでした。

ちなみに風靡さんからの情報のコウモリに関しては《シエスタ》が担当することとなっています。そんな《シエスタ》から一通のメッセージが届きます。

『こちらのことは任せてください。君彦はただ、斎川唯の決断を見守ること』

意図の読めないメッセージを見ながら、君彦は車で斎川と共に現場まで到着します。

「ん…テレビ局に向かってるんだよな?」

到着したのはテレビ局ではなく、田舎に止まります。斎川は場所を教えずとりあえず君彦は降りてしばらく歩くとーー

「ここに、わたしのお母さんとお父さんが眠っています」

斎川の目的は両親の墓地であり、見晴らしのいい場所に立っていました。二人は線香をあげ手を合わせて目をつぶります。

「結局わたしはいつだって一人じゃ不安で…いつも誰かに見てもらいたいいんだと思います」

「だから、アイドルをやってるのか?」

「…そうですね、それもあるかもしれません」

斎川は微笑みつつ、すっと立ち上がると、

「でもたまに――ちょっと疲れたなって感じるんです」

そして君彦は斎川の持っていたスマートフォンを取り上げます!斎川は返してほしいと君彦に飛びつきますが、君彦は奪ったスマホの画面を斎川に見せます!

「おまえが今日ずっと、こんなの眺めてるからだ!」
映っていたのは某SNSのタイムライン。そこには例の報道による、斎川へのバッシングのコメントがびっしりと並んでいました!
斎川は君彦からスマホを帰してもらい呟きます。
「わたしが悪く言われる分には、別にいいんです。でも、お父さんとお母さんの悪口だけは…ダメなんです」
それを聞き、君彦は丘の前まで進み大きく息を吸い込むと、
「――ふざっけんなあああ!」
いきなりの光景に斎川は驚きます!
「勝手に格好つけて一人でいなくなるな!馬鹿シエスタあああ!」
「そ、そっちでしたか…!」

そして君彦は斎川に「思ってること、全部吐き出すぞ」と告げ、斎川も丘の前に立ち――

「―――――――――っ、ばかやろ~~~~!!」

横に並んだ斎川は、全身を使って声をあげます!

「わたしの大好きなお母さんとお父さんを、ばかにするなああああああああ!!!!」

遠く遠く、天にまで届くような声で斎川は叫びます!

「…聞こえましたかね、二人にも」

「ああ、電波塔にも乗るレベルでいい絶叫だった」

「あはは、ファンにまで聞こえてちゃまずいですね」

生放送からの吸血鬼

その後、斎川と君彦は改めてテレビ局へと向かいます!

番組が始まり、司会の人から軽く今回の事件のことを聞かれるも、斎川は上手く交わして生放送でもきっちりと歌を披露し、収録を終えます!

君彦は先ほどの番組についての書き込みを見ており、そこには斎川に対する励ましのコメントが多く書き込まれていました!斎川は1曲のパフォーマンスで世間の悪意を覆したのでした!

「《シエスタ》が言ってた通りだったな」

『斎川の決断を見守る』これこそが君彦の仕事でした!

あとは帰るだけであり、君彦は楽屋で着替えて戻ってくる斎川を地下の駐車場で待っています。

ですが一向に斎川は来なく、さらには他の誰一人としてその駐車場には現れませんでした。さらには駐車場の一帯の電灯が消え辺りは真っ暗のなります!

「良い所に餌が落ちてたな」

次の瞬間、君彦の首の後ろに鋭い痛みが奔ります!

君彦は地面に倒れながら、背後に立っていたなにかを見上げます。それは、白い服で全身を包んだ、背の高い男でした!

「お前、は…?」

「どうした、人間」

男は大きな黒い翼を背中に広げながらこう言います。

「吸血鬼を見るのは初めてか?」

続き➡【探偵はもう死んでいる】3巻ネタバレ・感想後編!

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【探偵はもう死んでいる】原作3巻を読んで見た感想!

以上「探偵はもう、死んでいる」3巻のネタバレ前半でした!

新たな過去として、夏凪の過去とヘルの本当の想いが分かりました!夏凪とシエスタは過去に出会っており、アリシアも実際に存在していましたね!

そして新たなキャラとして吸血鬼まで登場しました!《SPES》とは何か関係があるのでしょうか⁉

気になる3巻ネタバレ後編はコチラ➡【探偵はもう死んでいる】3巻ネタバレ・感想後編!をご覧ください!

「探偵はもう、死んでいる。」のまとめページはコチラ

主人公サイド

君塚君彦

シエスタ

夏凪渚

斎川唯

シャーロット・有坂・アンダーソン

SPES

シード

ヘル

コウモリ 

調律者

シエスタ

加瀬風靡

スカーレット

スティーブン・ブルーフィールド

リローデット

ミア・ウィットロック

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