「よう実」こと「ようこそ実力至上主義の教室へ」に登場する月城理事長代理についてネタバレ解説していきます。
月城は1年生の後半から登場したキャラであり、綾小路の父親から送り込まれた綾小路を退学にさせる為の刺客です。
月城は理事長という特権を駆使し、ホワイトルーム生を送り込んだり、試験の改ざんなどをして綾小路を退学へと追い込んでいきます。
今記事では、「月城と綾小路の戦い」について、徹底的に解説していきます。
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【よう実】月城理事長代理について
引用：衣笠彰梧・KADOKAWA刊／ようこそ実力至上主義の教室へ製作委員会
ホワイトルームと関係がある
月城は、坂柳理事長の不正発覚により一時的に理事長代理として赴任してきました。
しかしそれは表向きの理由であり、その正体は綾小路の父親と強い強い繋がりがあるホワイトルーム側の人物です。
そして綾小路をホワイトルームに連れ戻すために、坂柳理事長を強引に謹慎とさせて理事長代理というポジションに就きました。
月城はホワイトルームや綾小路について非常に詳しく知っており、ホワイトルームの最終目的すらも知っている節が見受けられます。
狡猾な性格
月城の見た目は、かなり穏やかそうで優しい雰囲気を醸し出しています。
しかし目的の為であれば手段を選ばない性格をしているので、学校の意図に反した行為も度々行います。
またかなり肝が据わっているので、作中では一度も焦ることはなく、綾小路や学校に通う生徒のことを子供だと見下しています。
実力は最強クラス
月城は綾小路の父親が送り込んだ刺客なだけあって、実力に関してはトップレベルの力を持っています。
頭の良さや身体能力はもちろんのこと、先生や学校の方針を変えることもしており、綾小路も強い警戒をしています。
また人身掌握術にも長けており、人の心を上手く利用して綾小路を退学にさせるように仕向けています。
【よう実】月城と綾小路の決着
引用：衣笠彰梧・KADOKAWA刊／ようこそ実力至上主義の教室へ製作委員会
クラス内投票
月城が初めて動いたのは、特別試験の「クラス内投票」です。
この試験は綾小路を退学にさせる為に月城が無理やり開催した試験です。
そこで月城はAクラスの坂柳に綾小路を落とし込むように差し向けましたが、坂柳はその指示を無視して逆に綾小路に退学を回避することができる「プロテクトポイント」を与えてしまうことになります。
この時は月城は、坂柳にメールで綾小路を退学にさせるようにしていました。
選抜種目試験
綾小路に「プロテクトポイント」を与えてしまったことで、月城は次の選抜種目試験では無理やり試験に介入します。
月城は綾小路と坂柳のチェスの勝負に無理やり介入し、綾小路を敗北させてプロテクトポイントを引きはがします。
ただ行いにより、坂柳とAクラスの担任の真嶋が綾小路と手を組むことになってしまいます。
この時、月城は綾小路が打つはずだった一手を無理やり変えて、別の結果にしました。なので本当は綾小路が勝っていたんですよね。
ホワイトルーム生を送り込む
1年生が終わった春休みでは、月城は綾小路と接触し、綾小路に向けてゲームを提案します。
そして「新たに入学してくる新1年生の中にホワイトルーム生を送り込み、そして4月までに入学してきたホワイトルーム生が誰なのか綾小路が突き止めることができたら月城は身を引く」という綾小路にとって有利なゲームを提案します。
その提案を綾小路は受け、新たにホワイトルーム生が入学してくることを知ります。
ですが綾小路は全くホワイトルーム生を脅威とは思ってないようでしたね。
1年生の一部に与えられた特別試験
綾小路が2年生になった4月、月城は新たに入学してきた1年生の各クラスの主要人物と生徒会長の南雲を集め「綾小路を退学に追い込んだクラスに2,000万プライベートポイントを差し出す」という裏の特別試験を開催します。
これにより、新たに入学してきた天沢一夏、八神拓也、椿桜子、宇都宮陸、七瀬翼、宝泉和臣が綾小路とそれぞれ接触し、綾小路を退学に落とし込んでいきます。
そして一番最初に動いた宝泉は、天沢と協力して綾小路を退学にするために動きますが、綾小路に見抜かれ失敗します。
2,000万プライベートポイントはヤバいです！
綾小路の退学はそこまでの価値があるってことなのですかね。
全学年サバイバル試験
4月まで綾小路を退学に出来なかった月城は、理事長代理としての時間は少なくなり1学期の最終試験である「全学年サバイバル試験」で綾小路との決着をつけることを決めます。
その試験中では、綾小路に七瀬や椿などの1年生が総がかりで綾小路の敵となりますが、全て綾小路は退け、最後は月城との一騎打ちとなります。
月城との最後の勝負は、綾小路を人気のないエリアへ呼び出し、1年Dクラスの担任の司馬と月城の二人で襲撃するというものでした。
途中で参戦した3年の鬼龍院の乱入や茶柱先生と真嶋先生が救助に来たことで月城の作戦は失敗しますが、それまでは綾小路を防戦一方にするほど追い込んでいました。
まさか最後は実力行使だったとは！
決着後の豪華客船にて
サバイバル試験が終わり、月城は理事長代理としての任期を終えることになります。
最後は綾小路と豪華客船にて言葉を交わし、過去にボーイスカウトだったことを綾小路に明かし左手で握手をして去っていきます。
それが綾小路と月城の最後のやり取りとなり、月城は学校を去っていきました。
ちなみに、本来失礼に当たる左手の握手はボーイスカウトの中では「相手に信頼を示す行為」となっています。
まとめ：月城理事長代理
以上、月城についてでした。
月城は最後まで綾小路を退学にさせるために動いていましたが、結局のところその本心はどうだったのかは分からないままで学校を去りました。
所々甘い部分も見えており、サバイバル試験中に作戦の内容を聞かれてしまった一之瀬を見逃したり、ホワイトルーム生でありながら綾小路に協力をした天沢をなんの制裁もなくホワイトルームから解放したりなど不可解な行動が多かった印象です。
実際に綾小路も月城の本心は見抜けず「本当に退学をさせる気があったのか？」と疑問を抱いていました。
今後また登場することはないと思いますが、「よう実」を大いに盛り上げてくれたいいキャラでしたね。
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【よう実】キャラクターまとめ
堀北クラス
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一之瀬クラス
 |  |  柴田 颯 |
 姫野 ユキ |
龍園クラス
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 石崎 大地 |  金田 悟 |  山田 アルベルト |
 時任 裕也 |  真鍋 志保 |
坂柳クラス
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 |  鬼頭 隼 |  山村 美紀 |
3年生
 |  朝比奈 なずな |  |
 桐山 生叶 |
1年生
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卒業生
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先生
 |  坂上 数馬 |  星野宮 知恵 |
 真嶋 智也 |  |
