「よう実」こと「ようこそ実力至上主義の教室へ」の2年生編12巻のネタバレ・感想をしていきます。
2年生最後の特別試験にて坂柳と龍園の対決、堀北と一ノ瀬の対決が描かれます。
そして坂柳と龍園の勝負に関しては、負けた方が退学することが決まっています!
坂柳と龍園どちらが退学をするのか?非常に面白い展開となっています!
前巻ネタバレ⇒2年生編11巻ネタバレ・感想!学期末試験に向けて動き出す!
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【よう実】2年生編12巻ネタバレ・感想!
ここからは「ようこそ実力至上主義の教室へ」2年生編12巻の内容を簡単にネタバレをしていきます。
かなり衝撃的な展開となっているので、ネタバレが嫌な方は読むのをおすすめしません。
それでもいい方のみ読み進めてみて下さい。
学年末特別試験
3月の2週目、2年生としての学園生活ももうそろそろ終わりを迎える時、茶柱先生から2年生最後の特別試験の内容が語られます。
ただし具体的な試験内容は茶柱先生も知らされておらず、事前準備として期日までに各クラスから代表者3名、先鋒・中堅・大将を選出することを伝えられます。
そして大まかな試験の流れとして、
- 各クラス代表者3名による勝ち抜き形式であること
- 先鋒は5ポイント、中堅は7ポイント、大将は10ポイントのライフが与えられる
- 大将のライフを先に削り切ったほうが勝利
- 引き分けは存在せず勝敗がつくまで試験は続く
そして勝敗の報酬に関しては、勝利したクラスに200クラスポイントが入ります。逆に負けたクラスにはクラスポイントは入りません。
こちらが茶柱先生から明かされます。
これを受け、綾小路は各クラスのリーダーと特定の人物と試験前に対話をすることを決めます。
堀北との対話
綾小路はまず堀北との対話をして、堀北とある約束を交わすことを決めました。
それは大将戦に綾小路が出場するということです。
ただその代りに大将戦までもつれ込んで綾小路がクラスを勝利に導いた場合は「これから綾小路は一切クラスに貢献をしない」といった条件を堀北に提示します。
そして仮に綾小路が大将戦で負けてしまった場合は、3年生の半年間、全力でクラスに貢献をするという内容もあります。
堀北はこの条件を受け、綾小路を代表者にすることを決めました。
龍園との対話
龍園との対話はカラオケルームで2人きりで行われます。
「負けた方が退学するらしいな。だとすると、どちらかとはもう会う機会がないかもしれないからな。顔ぐらい見ておこうと思ったんだ」
「だったら会えなくなる前に坂柳に会ってやれ」
龍園は自分が退学になるとは微塵も思ってはいませんでした。
そして綾小路が試験の準備はできているのかと聞きます。
「俺の本気ってやつを坂柳と、そしておまえにみせてやるよ。俺には似合わないが正々堂々とねじ伏せてやる」
今回の特別試験は事前に試験の内容が明かされていない分、龍園の得意な裏工作が難しくなっています。
それを聞いた綾小路は龍園には不安がないと判断をして話を切り上げました。
「なら見せてもらうとするさ。お前が真っ向から坂柳とぶつかってどうなるか」
橋本との対話
午後10時過ぎ、綾小路の部屋にAクラスの橋本が訪れます。
綾小路は事前に橋本を呼び出しており、今回の特別試験における橋本の立ち位置を確認しようとしていました。
「変わってないさ。俺が生き残るためには龍園を勝たせる以外ないからな。ただ良い流れとは言えない状況さ。試験が開始されたら龍園をアシストするつもりが、まさかルールすら開示されないってのは思ってもみなかったぜ」
橋本はあくまで龍園の味方をするようで、坂柳とは対立していくという立ち位置を貫きます。
それを聞いた綾小路は納得しつつ、橋本に一つアドバイスをかけることにしました。
「ならもし、龍園が窮地に立ったらどうする?お前が味方してもしなくても、勝てないことが確定したら?その時は坂柳に寝返りし直すのか?」
「それは———」
「戦況に応じて立場を変えれば、周りから見えるお前の姿は醜悪でしかない」
「だったらどうしろってんだよ!龍園の味方はするさ。するが…考えたくはないがピンチになったら仕方ないだろ。坂柳に土下座でも何でもして、許してもらうしかない」
「ならせめて、自分に嘘をつくな。お前にできるのはそれぐらいだ」
そうして橋本との対話は終わります。
一之瀬との対話
日曜日の朝、約束した場所へ行くと10分前にも関わらず一之瀬がベンチに座って綾小路を待っていました。
「綾小路くんは――――特別試験はどうするつもりなの?」
「代表者として特別試験に出る予定は今のところない」
すでに綾小路は代表者として参加することになっていますが、ここで対戦相手である一之瀬に情報を渡す必要はないので綾小路は嘘の情報を流します。
綾小路とは直接戦いたくなかった一之瀬は、それを聞いた瞬間少し安堵した表情になります。
「今日ここに一之瀬を呼び出したのは、もうすぐ約束の時が近づいている、そのことだ。覚えているか?」
「忘れるわけないよ。去年、綾小路くんの部屋で話したこと、だよね」
『1年後の今日こんな風に会いたい』
綾小路は1年前の春休みの時に一之瀬と二人きりで会う約束をしています。
そして改めて綾小路は一之瀬にこの約束をして、特別試験が終わった後二人きりで会う約束をしました。
坂柳との対話
坂柳と会って話そうとした綾小路ですが、坂柳が忙しく午後10時に電話にて話すことになりました。
『遅くなってしまい申し訳ありません。今からで大丈夫でしょうか?』
「ああ、大丈夫だ」
坂柳はこの綾小路との電話を楽しみにしていたらしく、眠さもありながらも万全な体制で綾小路との話をします。
『この2日間、私は新しい試みをしてみることにしました。その新しい試みとは、クラスメイトの方々と個別に会って話す場を設けたこと。今までの私であれば、きっと取らなかった行動だと思います』
坂柳はこれまでクラスメイトを信用していませんでしたが、神室を失ったこと、そして綾小路によって変えられたことでクラスメイトに興味を持ちました。
坂柳が変わり始めていることを知った綾小路は特別試験についての話は切り上げ、今回坂柳にアポを作ってもらった時間の目的として無人島試験での『借り』について話します。
龍園と退学を賭けての勝負を控えた今、もしかしたら『借り』を返すことができないかもしれないことで綾小路は「今『借り』を返すこともできる」と坂柳に提案します。
ただし、坂柳は「3年生の時に返してもらえればいい」といい、綾小路への『借り』は保留となりました。
「そろそろ切ろうか」
「もうよろしいのですか?私はまだまだ、お話を続けたいのですが―――」
そう坂柳は言いましたが、龍園と坂柳、どちらも学年末試験に向けた心の準備は万全だと判断した綾小路は「もう十分だ」と坂柳との対話を終えます。
学年末特別試験-開幕-
特別試験当日、各クラス代表者3名ずつが別部屋へと集まります。
各クラスの代表者は以下です。
Aクラス(坂柳) | 先鋒=真田 、中堅=鬼頭、大将=坂柳 |
Bクラス(堀北) | 先鋒=平田、中堅=堀北、大将=綾小路 |
Cクラス(龍園) | 先鋒=西野、中堅=葛城、大将=龍園 |
Dクラス(一之瀬) | 先鋒=浜口、中堅=神崎、大将=一之瀬 |
そして特別試験の内容が発表されます。
内容は各クラス7名グループを複数作り、計14名で議論を行うというもの。
つまり人狼ゲームのようなものです。
グループの中には「優待者」が混ざっており、グループは5分間話し合いを行い優待者が誰なのかを議論します。
そして5分後にその話し合いを見ていた代表者が、誰が「優待者」なのかを当てるという試験です。
優待者を当てることができれば対戦相手のポイントを減らすことができ、逆に間違えると自分のポイントが減ります。これを繰り返して各クラスの代表者がポイント競って戦います。
勝敗は勝ち抜き戦で、先鋒が5ポイント、中堅は7ポイント、大将は10ポイントまであり、大将が負けた時点で終了となります。
特別試験の内容①対戦クラスのグループごとに5分間優待者を見つける議論を行う
②代表者は話し合いを見て、追放するものを選ぶ、もしくはパスをする
③優待者を見極めると相手に3ポイントダメージ、間違うと自分に1ポイントのダメージ
④再度議論を繰り返す
退学者が出る要素:背信者の存在
話し合うグループの中には優待者のほかに色々と役職があるのですが、一番強い要素として「背信者」という役職があります。
この背信者の役職は、各クラスの代表者が一度だけ敵クラスのグループの誰かを背信者に指名できます。
そして背信者が追放されずに最後まで残ってしまうと、背信者の生徒に500万プライベートポイントor50クラスポイントがもらえます。
この背徳者の選定はクラスメイトと代表者の対話を経て行われ、代表者に「背信者」と断定されたのにも関わらず、背信者が嘘をついてしまうと退学となります。(嘘をつかない場合は退学しないが報酬はなし)
また代表者は背信者を見逃してしまうと5ポイントの失うというリスクもあります。
先鋒戦
Bクラスは平田 洋介、Dクラスは浜口 哲也の2人の対戦となります。
勝敗はDクラスの浜口の勝利となりました。
一度浜口にリードを許してしまった平田はミスを連発してしまい負けてしまいます。
中堅戦
先鋒の平田が敗れた後の堀北は浜口に対しては特にポイントを減らすことなく勝利します。
その後、堀北はDクラスの神崎と戦うことになりましたが、この勝負でも堀北が勝利します。
神崎はBクラスの大将に綾小路がいることで、一之瀬では勝てないと思い込んでいました。
そのため神崎は堀北に「負けてくれ」と頼み込みます
ただし当然、堀北は神崎からの頼みを受けることはありません。
その結果神崎は半ばあきらめの気持ちになってしまい、試験も堀北に敗北しました。
綾小路 VS 一之瀬
神崎を倒した堀北ですが、その後の一之瀬にはほとんどダメージを与えられずに負けてしまいます。
というのも今回の特別試験では一之瀬は、クラスメイトの仕草や癖を理解しているのですぐに優待者を見つけていました。
一方、堀北はそこまでクラスメイトのことを知らないため、一之瀬とはその差で負けてしまいます。
そしてついにお互いの大将戦。
綾小路は一之瀬を倒すためにある戦略をとります。
それは「背徳者」の権利をお互いで相殺させようというものです。
綾小路は背徳者に選ばれた生徒には退学するリスクがあるので、万が一に備えて退学者が出ないように背徳者を誰にするのかをお互いに教えあって背徳者を見逃すようにしました。
ただしここで綾小路が動きます!
綾小路は本来であれば一之瀬との約束通りに背徳者を見逃すはずだったのですが、綾小路は背徳者だと断定して自分のクラスメイトである「前園」を退学にさせました!
「綾小路くん…どうして…前園さんが、退学してしまうの?」
「どうして――か。オレがこの背徳者のシステムを取り除こうと言ったのは、利用して前園を退学に追い込むためだった。それだけのことだ」
一之瀬は自分のクラスメイトのことをあっさりと退学に追い込んだ綾小路に対して何も言い出せなくなってしまいます。
そして少しの沈黙の後、さらに綾小路が話を続けます。
「覚えているか?去年ちょっとした事件がオレたちの学年で起こったこと。あるクラスのリーダーの女子が、過去に万引きをしたことがあって、それが明るみに出た」
「私のこと、だね」
「あの事件は疑うことをしないお前が、心を許した坂柳に話したことが原因の一つだ。だが、そもそも学校全体に暴露されることになったのは、本当に坂柳の仕業だったのか?
綾小路はさらに一之瀬を追い込みます。
実は過去に一之瀬を追い込んだ事件に綾小路が関与していたことを伝えます。
「オレが一之瀬に関与してきたこれまでのあらゆること、その全てに裏がある。無人島試験の時も修学旅行の夜も、オレはオレのためだけに行動してきた。おまえはただ、オレに利用されていただけに過ぎない。そして1年前の約束も――――」
綾小路が目の前で簡単にクラスメイトを退学にした事実、そしてこれまでの綾小路の行動がすべて自分の為だったこと。
これを受けた一之瀬はもはや何も考えられなくなってしまいます。
そしてその後の試験、一之瀬は試験に集中できず敗北となってしまいました。
坂柳 VS 龍園
鬼頭を倒した葛城はついに憎き敵である坂柳との対戦となります。
二人の勝負では葛城が坂柳に1ポイントのダメージを与えるも、その後は1ポイントも与えられないまま負けてしまいました。
そしてついに龍園と坂柳の戦いが始まります!
この二人の戦いですが、坂柳が早々に背徳者の権利を施行します。
これにより龍園は背徳者を見つけるのに、4回目の指名まで時間が掛かってしまい坂柳にリードを許すことになりました。
その後、二人の戦いは長く続きますが、じりじりと坂柳がリードすることとなり、坂柳のHP5に対して龍園はHP1まで追い詰められます。
「この勝負…俺の負けだ」
正々堂々と戦った龍園でしたが、坂柳はミスすることがないため逆転の道が見えなくなります。
そしてここで坂柳に降伏を宣言しました。
「ちっ」
「何に対する舌打ちです?」
「いや、別に。…あいつは俺がこんな風に負けることを読んでいたのかも知れねぇな」
実は試験が始まる前、綾小路は「坂柳に負けることがあるなら伝言を頼む」と龍園に伝えていました。
そして、その伝言の内容は「Aクラスの橋本に伝えてある」と綾小路は残しました。
「もしおまえが最後の議論で橋本のグループを選ぶなら、背徳者の権利を行使してやる」
坂柳はこの提案に乗って、仮に背徳者を見逃した場合はライフを5つ失い坂柳は負けてしまいます。
ただし背徳者を断定してしまえば、ライフを失うことはありません。
坂柳に対してメリットとなることはありませんが、綾小路からの伝言を聞くために坂柳はこの龍園の提案をのみます。
決着
背徳者を選定するために、坂柳は橋本との対話を重ねます。
そして坂柳は早速綾小路から受け取った『伝言』について橋本を問いただします。
ただし橋本は「…伝言?」と、わけが分からない状態でしたが、必死に思い出して、橋本は綾小路と試験前にあったことを坂柳に伝えます。
「特別試験に挑む時1つだけ忠告されていたのさ。自分に嘘をつくなって」
橋本はこれ以外に当てはまることがないと坂柳に伝えます。
「あなたは綾小路くんから伝言を託された。しかし、それが伝言であることを知らされていないのでしょう。だから記憶を探っても答えを見つけられないのです」
その後、坂柳は自分で綾小路からの伝言を見つけ出すために、橋本と少し対話をすることにしました。
橋本の抱えている闇。生き残るために手段を選ばなくなった過去。
そしてこの状況において、綾小路が伝えたかったこと。
考えて考えて考えた結果、坂柳は一つの答えにたどり着きます。
「ああ、俺は背信――」「そうですか。背信者ではないと。そうですよね、あなたは背信者ではありません」
【よう実】2年生編12巻ネタバレ・感想:まとめ
以上、2年生編12巻のネタバレでした。
今巻は龍園と坂柳の退学を賭けた特別試験ということでしたが、それよりも綾小路が凄すぎた試験となりました。
一之瀬と坂柳が負けることとなり、龍園も勝負としては負けたことになります。
綾小路以外が全員敗北するという結果です。
また今回紹介しきれなかったエピソードとして、
- 星野宮先生が綾小路を買収しようとしたこと
- 綾小路が前園を退学にした理由
- 勝負に負けた堀北が綾小路に本心を暴露するシーン
など、注目の内容が詰まっている貴重な巻となっていました。
辛すぎる終わり方となっていましたが、めちゃくちゃ面白かったです!
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【よう実】キャラクターまとめ
堀北クラス
一之瀬クラス
柴田 颯 | ||
姫野 ユキ |
龍園クラス
石崎 大地 | 金田 悟 | 山田 アルベルト |
時任 裕也 | 真鍋 志保 |
坂柳クラス
鬼頭 隼 | 山村 美紀 |
3年生
朝比奈 なずな | ||
桐山 生叶 |
1年生
卒業生
先生
坂上 数馬 | 星野宮 知恵 | |
真嶋 智也 |