「よう実」こと「ようこそ実力至上主義の教室へ」の2年生編11巻のネタバレ・感想をしていきます。
3学期最初の特別試験を終えた2年生に待ち受けているのは全学年参加の『交流合宿』です。
前年の『混合合宿』とは違い、今年は他学年との交友をメインとしており、退学などのペナルティがない緩いイベントとなっています。
学年末試験が近いこの時期に動き出す生徒に注目です。
前巻ネタバレ⇒2年生編10巻ネタバレ・感想!新たな退学者が意外な人物⁉
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【よう実】2年生編11巻ネタバレ・感想!
ここからは「ようこそ実力至上主義の教室へ」2年生編11巻の内容を簡単にネタバレをしていきます。
かなり衝撃的な展開となっているので、ネタバレが嫌な方は読むのをおすすめしません。
それでもいい方のみ読み進めてみて下さい。
交流合宿
生存と脱落の特別試験が終わり、少し月日が流れた後、2年生たちは3泊4日の『交流合宿』に向けてバスで向かいます。
今年は『交流合宿』は前年の混合合宿とは違い、1年生と2年生の交友をメインとしており、3年生は選抜された20名だけ参加しています。
『交流合宿』の内容は、3年生を1人リーダーとした1,2年生チームを組んで簡単なゲームをすることになっています。
退学などのペナルティがなく、成績の良いチームにはプライベートポイントが配布されるだけとなっています。
グループ順位報酬
- 1位:各生徒に3万プライベートポイント
- 2位:各生徒に2万プライベートポイント
- 3位:各生徒に1万プライベートポイント
- 4~10位:各生徒に5000プライベートポイント
- 11~15位:各生徒に3000プライベートポイント
- 16~20位:各生徒に1000プライベートポイン
行われるゲームは体験型の学習となっており、合宿ならでは『押し花作り』や『ろくろ制作』などの特殊な技術が問われるものから『UNO』や『トランプ』などの遊戯系、『卓球』などのスポーツ系があります。
綾小路のチーム
~3年生:鬼龍院楓花~
1年Aクラス:豊橋峨郎、小角暖
1年Bクラス:柳安久、榮倉まみ
1年Cクラス:椿桜子、新徳太郎
1年Dクラス:小保方幸喜、十手美空
2年Aクラス:橋本正義、山村美紀、森下藍
2年Bクラス:綾小路清隆、西村竜子
2年Cクラス:小田拓海、椎名ひより
2年Dクラス:初川舞峰
南雲からの提案
バスが目的地に到着をしてグループごとの挨拶が終わった後、綾小路は南雲に呼び出されます。
南雲は今回の合宿がぬるい試験だったことで残念がりますが、綾小路と最後になる機会ということ勝負を仕掛けます。
「おまえは全部のゲームに参加しろ。そして3回負けた時点でお前の敗北だ」
今回の合宿では3年生と2年生で立場が違うことで、南雲は綾小路にグループの勝負ではなく綾小路個人の勝負を提案します。
運要素が強いゲームもあるので綾小路に不利な提案となりますが、南雲は綾小路が負けたとしてもペナルティは一切なしとして、むしろ綾小路が勝ったらそれ相応の褒美を出すと約束をしました。
そして綾小路はこの条件を呑んで勝負をすることにします。
交流合宿1日目
南雲との勝負をかけた一日目。
綾小路は同じチームの橋本に南雲との勝負のことを伝え、全てのゲームに参加することを伝えます。
「南雲先輩が相手の勝負とかとんでもない話だぜ。しかもグループ結果じゃなくてあくまで綾小路個人の成績ってところが凄ぇ話だ。求められているのも19選17勝なんてよ」
橋本は前回の特別試験でAクラスを裏切ったことで、あとがなく綾小路に執心しています。そのため綾小路へのポイントを稼ぐために協力的な姿勢を見せました。
「それだけお前が買われているってことだろ。俺のみる目はやっぱり正しかったな」
そして早速第一回戦のゲームである『押し花作り』が開始されました。
正直いうと、綾小路はこれまで経験したことがないことに興味が非常にあったので、南雲からの勝負で全てのゲームに参加することができるのは嬉しく思っています。
押し花もやったことがない綾小路でしたが、対戦した1年生の女子が然程うまくなかったので難なく勝利することができました。
「凄いですね綾小路くん。初めてなのにとても上手にできていると思います」
「ひよりの出来栄えに比べると話にならないけどな」
同じゲームに参加していた経験者のひよりから絶賛の声をいただいた綾小路は、押し花作りに興味を持ちずっとやっていたいと思うも、次のゲームへと繰り出すことになります。
次のゲーム以降は『陶芸』『卓球』×2『アクセサリー作り』と続きます。
卓球は学校でも経験していたので難なく勝利できましたが、それ以外は相手が初心者だったので綾小路の手先の器用さでギリギリ勝利となります。
一応グループでの成績も負けることなく幸先よく5連勝を勝ち取りました。
交流合宿1日目~夜~
混合合宿の夜。基本的に消灯までは自由行動になります。
綾小路はロビーで堀北と伊吹に出会い、そこで二人からあるお願いをされます。
「あまり大きな声で話せることではないのだけれど…天沢さんのことなの」
「おまえとは同じグループだよな。なにか起こしたのか?」
綾小路は最初トラブルが起きたのだと思いましたが、そうではなく以前天沢から受けた『借り』をこの合宿で返したいとのことでした。
そして堀北は綾小路に天沢の対策として教えを乞うつもりでした。
堀北が受けた『借り』とは、無人島試験でのことです。そこで堀北と伊吹は天沢に手も足も出ずに負けた経験があります。
この堀北の提案に対して、綾小路はある条件を呑むのなら協力する姿勢を見せます。
一つは、事前に天沢に許可を貰うこと。そして二つ目として、4日目の朝にリベンジを挑むこと。そして最後に無理だと判断したら伊吹と堀北2人がかりで天沢に挑むこと。
堀北と伊吹は最後の条件を渋るも、綾小路の協力を得るために仕方なくその条件を呑みます。
そして堀北と伊吹は天沢へのリベンジのために、合宿中の朝は綾小路から特訓を受けることになりました。
交流合宿2日目~朝~
6時前、堀北と伊吹は綾小路からの特訓を受けることになります。
綾小路は自分の周りに円を引き、その中心に立って左手を前に構えます。
「オレはここから出ない。そして攻撃は左手だけでやる」
「は?」
「この状態のオレを苦戦させられたなら、天沢ともいい勝負ができるはずだ」
明らかに舐められていることにいら立ちを見せた伊吹は、得意の足技で綾小路に挑むも全て避けられてしまい、最終的には左手だけで負けてしまいます。
今結果を受けて、今度は堀北が綾小路に挑むも伊吹と同様の結果となります。
「納得できたか?1対1で天沢に挑むのがどれだけ無謀か」
伊吹と堀北は天沢との実力差を改めて感じ、次からは2人がかりで綾小路に挑むことにしました。
ただし慣れない連携プレーで結局は綾小路に敵わないままに終わります。
そして続きは合宿3日目の朝に引き続き行うことになりました。
交流合宿2日目
午後9時を迎えて、合宿2日目が始まりました。
1年生と2年生の交流会が目的であるこの合宿では、ゲームはおまけ的な要素でもあるので多くの生徒は他グループと対戦するまでの時間は自由に過ごしています。
ただし綾小路は全ゲームに参加することになっているので、他の生徒と交流する時間はなくひたすらゲームに参加していました。
・6戦目『彫刻体験』
芸術活動の情熱のおかげかギリギリ勝利をし、グループでも勝利をおさめることに成功します。
・7選目『トランプ』
運が絡む勝負でだったこともあり、グループ全体で初の負け越しをすることに。綾小路も初の敗北を記録することになります。
・8戦目『チョークアート』
チョークを使って黒板に絵を描くゲームです。模写だったことで綾小路は個人戦で勝ち越し、グループでも勝利します。
・9戦目『バターゴルフ』
初心者の方が多く参加していたこともあり、グループでは敗北になりましたが、綾小路個人としては勝利をおさめました。
・10戦目『パッチワーク』
小さな布切れを繋ぎ合わせて大きな一枚の布にする手芸の一種。相手が裁縫経験者も強敵だったことでグループでの敗北と綾小路個人としても敗北します。これで綾小路はあとがなくなりました。
・11戦目『アーチェリー』
自発的に参加をした森下が一発も当てられず終わるも、何とかグループと個人での勝利を収めることに成功します。
・12戦目『ガラス細工』
作ったものを持ち帰ることができるゲームだったので、相手も勝利にこだわることなく自由に参加していた為、完成度とスピードを評価された綾小路が勝利。グループでもひよりの作品が評価され勝利します。
中盤戦となる2日目はこれにて終了となり、グループでの成績は12戦9勝3敗となりました。一方、綾小路と南雲の対決は、綾小路は3日目は一敗もできない状況になりました。
交流合宿3日目
朝に堀北と伊吹に天沢対策の朝の訓練をした綾小路は、合宿3日目のゲームを13~16戦まで順調に勝ち進みます。
ただし17戦目の対戦相手である南雲が率いるグループとの対決にて少し状況が変わります。
南雲が率いるチームには1年Aクラスの天沢一夏がおり、当然、綾小路の相手に天沢をぶつけてきます。
17戦目のゲームは1日目に行われた『アーチェリー』だったのですが、綾小路と直接対決となった天沢は60点中57点という誰も達成していない数値を叩き出しました!
ただここで終わらないのが綾小路です。
綾小路は最初の一投を少し外しただけで、残りは全て満点を獲ることに成功し58点で天沢に勝利をしました。
「昨日のゲーム以外、アーチェリーの練習はしてなかったんですよね?」
「夜中に解説動画は見た」
「それで結果を出すんですからお見事ですね。南雲先輩に怒られちゃうかも」
天沢は尊敬する綾小路に負けたことに執着はなく、むしろさらに尊敬をすることになります。
その後、綾小路は全てのゲームを勝ち続け、個人成績では17勝2敗という結果となり、南雲との勝負を勝ち越すことができました。
ちなみにグループの結果は19戦15勝4敗で4位という結果となりました。
南雲への伝言
「2敗まで許したことが南雲先輩の敗因になりましたね」
「確かにそうだな。と言いたいところだが、12戦以上参加して2敗以下だった奴がお前以外に一人もいなかった以上、そこで文句をつけるのは筋違いになる」
ゲームが全て終了し、綾小路と南雲は人払いを済ませた場所で話し合います。
勝負に負けた南雲ですが、やはり本当の意味での戦いが綾小路と出来なかったことを残念に思います。
そして南雲は卒業後の進路について綾小路に話をします。
南雲は大学へ進学する予定であり、Aクラスの権限を使わずに自力で大学に進むとのことです。進学する大学は堀北学がいる大学であり、南雲はそこで堀北学との再戦を希望しているとのことでした。
「良かったら同じ大学に来いよ。つまらないおまえの性格をもう少しマシにしてやる」
「覚えておきます」
そして南雲は名残惜しくも、綾小路に最後に別れを告げます。
「卒業していく南雲先輩に、一つ伝言を頼んでいいですか」
「あ?伝言?まさか堀北先輩にか?」
「それも悪くないですが、違います」
そうして綾小路はある人物に向けて伝言を頼み、南雲はそれを聞き届け、再び綾小路に別れを告げて別れます。
交流合宿3日目~深夜~
消灯時間を過ぎた深夜1時。
南雲はある人物に呼び出されて一人で食堂のエリアへと向かいます。
「約束通り来てくれたんですね」
南雲を呼び出したのは1年Aクラスの天沢一夏です。
天沢が軽く南雲と話した後、呼び出した目的を南雲に告げました。
「突然ですけど、今から南雲先輩を容赦なく大怪我させちゃおうかなって思ってます」
「大怪我?確かに突然だな」
南雲は本気にしていないのか呆れつつも理由を尋ねます。
天沢が南雲を呼び出して大怪我までさせたい理由は、単なる八つ当たりでした。
「綾小路先輩と組んで八神拓也を退学させたでしょ?仕返しですよ」
「だったら狙う相手が違うんじゃないのか?アレを主導したのは俺じゃないぜ」
「分かってますよそんなこと。言ったじゃないですか、これは単なる八つ当たりだって。残念ながら私が逆立ちしたって綾小路先輩には勝てないし、軽井沢先輩をボコボコにしたり退学させるって手も考えてみたけど、それもちょっと怖いかなって」
天沢は綾小路の目的を邪魔したくないようで、綾小路の計画に支障を乱すことはあまりしたくないようでした。
そしてこれ以上時間を使うのは無駄だと思い、天沢は南雲と距離を縮めます。
「お前が実行に移す前に、俺からお前に贈り物がある」
すると南雲は天沢に“綾小路から伝言”を預かっていると伝えます。
「助かるための嘘なら、余計に傷口を広げることになりますよ」
「俺からの言葉を信じるか信じないかは好きにしろ。綾小路からの伝言は一言『お前にはまだ価値がある。それを無駄に捨てるな』だとさ」
この言葉を聞き、天沢の行動は止まります。
そして南雲は立ち尽くす天沢に別れを告げて食堂を後にしました。
交流合宿4日目~朝~
4日目の朝、堀北と伊吹が天沢にリベンジをする日です。
この日、綾小路は二人を見送った後、坂柳を公園に呼び出していました。
坂柳はベンチに座って先についており、綾小路はその隣に座ります。
「早速だが、本題に入らせてもらう。ドッグランのエリアに山村を待たせてある」
「え?ドッグラン?山村さん?どういうことですか?」
坂柳はまさか山村の名前が出てくるとは思っていなかったようでした。
しかし、綾小路は山村と交流会で同じグループだったこともあって、山村が前回の特別試験の最後で、坂柳に切り離されそうになっていたことに相談に乗っていました。
「お前は神室を失った。そして同時に想いも託された。だが、それで全ての時間が元通りに進みだしたわけじゃない。傍に置く人間の選定すら終わってないんじゃないか?」
綾小路が坂柳を呼び出したのは、あくまで坂柳と山村をフォローするためです。そして前回の生存と脱落の特別試験を乗り越えて強くなってほしいという想いもあります。
そして綾小路は坂柳を連れてドッグランへと向かい、坂柳と山村で話し合いをさせます。
この後、二人がどうなったのかは分かりませんが、綾小路の中では目的は果たされました。
交流合宿試験終了後
綾小路は後日、堀北と伊吹のリベンジマッチは天沢に完敗したという事実を聞くことになります。
天沢は二人と対戦してすぐに裏に綾小路が絡んでいることを知って嬉しかったようです。
そして交流会が終わったさらに後日、坂柳と真嶋先生、龍園と坂上先生の4人が進路相談室で話し合いが行われました。
「私たちはこれから大きな賭けをします。並のことなら口頭で。信用が置けない場合は契約書で何かしらの約束を交わします。しかし今回は内容が内容なだけに、両クラスの担任教師に立ち会っていただくのが確実だと判断しました」
ここでの約束というのは、坂柳と龍園がサバイバル試験の時に交わした“賭け”についてです。
「学年末試験、敗者はこの学校を去る―――。ということです」
龍園と坂柳は学年末試験で退学を賭けた勝負をすることになります!
負けた場合は、自主退学ということになるのでポロテクとポイントも無効です。
退学を賭けた逃げ場のない学年末試験が―――まもなく幕を開ける。
【よう実】2年生編11巻ネタバレ・感想:まとめ
以上、2年生編11巻のネタバレでした。
今巻は退学などのない緩いイベントとなっていましたが、最後にはとてつもないことが明かされました!
南雲との勝負は消化不良で終わることになりましたが、最後は憎めないキャラとなっていましたね。
また今回紹介しきれなかったエピソードとして、
- 4月1日に綾小路の父を交えた3者面談があること
- 椿桜子の姉が卒業したHW生だった可能性がある
- 橋本が坂柳を裏切った本当の理由
- 高円寺が綾小路の目的を見抜いていること
- 鬼龍院の家系が政治家なので、綾小路と関係があるかもしれない
など、注目の内容が詰まっている貴重な巻となっていました。
気になった型は是非とも原作を読んでみて下さいね。
次巻のネタバレ⇒2年生編12巻ネタバレ!坂柳と龍園どっちが退学する?
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【よう実】キャラクターまとめ
堀北クラス
一之瀬クラス
柴田 颯 | ||
姫野 ユキ |
龍園クラス
石崎 大地 | 金田 悟 | 山田 アルベルト |
時任 裕也 | 真鍋 志保 |
坂柳クラス
鬼頭 隼 | 山村 美紀 |
3年生
朝比奈 なずな | ||
桐山 生叶 |
1年生
卒業生
先生
坂上 数馬 | 星野宮 知恵 | |
真嶋 智也 |