【よう実】2年生編6巻ネタバレ・感想!綾小路のクラス移動が確定!

ようこそ実力至上主義の教室へ

「よう実」こと「ようこそ実力至上主義の教室へ」2年生編6巻ネタバレ・感想をしていきます。

佐倉愛理がクラスから退学するという非情に悲しい特別試験を経て、ボロボロとなった堀北クラスは、次の体育祭へ向けて準備をしていきます。

  • クラスはまとまるのか?
  • 櫛田はどうなるのか?
  • 体育祭の結果は?
  • 長谷部はどうなる?
  • 綾小路の今後の行動

など、2年生編6巻は目の離せない展開となっています。

それでは、今後の6巻の展開をネタバレ有りで解説していきます。

前巻5巻のネタバレ⇒2年生編5巻ネタバレ・感想!新たな退学者が決定⁉

次巻7巻のネタバレ⇒2年生編7巻ネタバレ・感想!ホワイトルーム生と決着!

注意

・ここからはネタバレを含むのでご注意ください!

「ようこそ実力至上主義の教室へ」の原作をお得に読む方法
題名収録巻
「ようこそ実力至上主義の教室へ」1年生編原作小説1~11.5巻、漫画1~12巻
「ようこそ実力至上主義の教室へ」2年生編原作小説1~7巻、漫画1巻
「よう実」は1巻ごと内容が深いので、アニメでは語られていないことが数多くあります。アニメで語られていない「よう実」を知りたい方は、是非原作を読んでみましょう!

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【よう実】2年生編6巻ネタバレ・感想!

ここからは「ようこそ実力至上主義の教室へ」2年生編6巻のネタバレをしていきます。

かなり衝撃的な展開となるので、ネタバレが嫌な方は読むのをおすすめしません。それでも良い方のみ読み進めてみて下さい。

勝利の代償

満場一致試験にて、堀北のクラスは唯一の退学者を出しクラスポイント100ポイントを得たことでBクラスまで昇格することができました。

ただしかし、その代償は大きく特別試験が終了した次の月曜日より櫛田、長谷部、みーちゃんの3人は学校への登校をしてきませんでした。

櫛田は、本性がクラスにバレたことで

長谷部は、佐倉を失った悲しみで

みーちゃんは、櫛田に平田の恋心をバラされたことで

前回の特別試験にて、綾小路は堀北の行動を尊重し佐倉を退学へと陥れ、堀北は今回の件は「本当にこれで良かったのか?」を悩みます。

そして堀北は登校していない、櫛田に何度もコンタクトを取ろうとするも会ってすらくれず八方塞がりの状態でした。

綾小路の取り巻く環境も変わり、いつもの「綾小路グループ」での会話はなくなり、一人で過ごす時間も多くなります。

またクラスの雰囲気も最悪な状態となります。

体育祭のルール

そんな中、茶柱先生から次の「体育祭」のルールが発表されます。

今年の体育祭は前年の下とは違い、全学年で参加できるようになりました。

  • 生徒1人につき持ち点5がスタート時に与えられる
  • 体育祭に参加する生徒は異なる供犠5種目の参加が必要
  • 各種目への参加賞としても持ち点1が付与される
  • 入賞者には、種目内容に応じて追加で持ち点が与えられる
  • 6種目以降は持ち点1を支払う度に参加可能
  • 参加できる種目は1人につき最大10種目まで
  • 参加競技数が5種目未満で体育祭を終了した場合、獲得した持ち点は没収される
  • エントリー済みの競技にやむを得ない理由を除いての不参加や棄権は2点を失う
  • 参加する競技を終えた生徒は定められた幾つかの指定エリアで応援すること

以上が体育祭の簡単な内容です。

そして体育祭での報酬は「クラス別報酬」と「個人戦報酬」との2つがあります。

☆クラス別報酬

これは学年別でクラスの総合順位が一番高い報酬となります。

  • 1位:150クラスポイント
  • 2位:50クラスポイント
  • 3位:0クラスポイント
  • 4位:マイナス150クラスポイント

◇個人戦報酬

学年と男女別で一番成績が良かった者に送られる報酬です。

  • 1位:200万プライベートポイント、もしくはクラス移動チケット(限定的)
  • 2位:100万プライベートポイント
  • 3位:50万プライベートポイント

高額なプライベートポイントの報酬ですが、今回は新たに「クラス移動チケット」が導入されます。

これは2学期までの間でなら、クラスを移動することができる権利のチケットです。かなり破格な報酬ですが、1年間共に過ごしたクラスを離れることになるので、なかなか使いどころが難しくもあります。

最後に競技の参加については、専用アプリにて全て事前に予約するシステムが導入されており、参加後のキャンセルは3回までとなっています。

南雲からの呼び出し

体育祭の概要が発表された後のクラスは、早速ミーティングを始めるとはなりませんでした

クラスはまとまらず、堀北は一応前回の試験について櫛田を残すことの謝罪はしましたが、後悔はしていないことを伝えます。

今回の堀北の行動に対して賛否両論ではありましたが、まずは3人の不登校者が出てしまった問題の対処を急ぐ形へとなります。

そしてそんな中、綾小路は特に何かするわけではなく昼休みを迎えた時、生徒会長の南雲から呼び出しを喰らいます。

呼び出された内容は、

体育祭で南雲と一騎打ちで勝負する事でした。

そしてもし綾小路が南雲に1勝でもすることが出来れば、今までのことは水に流すとの提案でした。綾小路が負けた場合は特にペナルティがあるわけではないですが、今後ともしつこく迫られることになります。

綾小路はこの提案を受けて、とりあえずは1週間の時間を貰うことにします。

茶柱先生からの呼び出し

体育祭の概要が発表された次の日、クラス内の空気は重いままでした。さらには櫛田、長谷部、みーちゃんの3人の欠席も続いています。

そして朝のホームルームが終わったあと、綾小路の下に『話がある』と茶柱先生からメッセージが届きます。

綾小路はそれを承諾し、すぐに茶柱先生の下へと駆けつけます。

茶柱は急ぎの案件ということで、綾小路にあること伝えます。

それは、退学をした佐倉のことでした。

佐倉は満場一致試験にて退学が決まった後、手持ちのプライベートポイントを5000ほど使用していたことが問題となっているとのことです。

そして綾小路は茶柱より佐倉が使用したプライベートポイントの使い道を聞かされます。

「――というわけで、関係者であるお前に声をかけておこうと思ってな。もちろんお前がこの件を背負う義務はない。拒否するというのであればこちらで処理しよう」

それを聞いた綾小路は、大した額でもないので「自分が払う」と決断します。

佐倉の使用したプライベートポイントは分かりませんが、綾小路は佐倉が使用したポイントの使い道を聞いた瞬間、クラスの心配をする必要なないかもしれないと思うほどでした。

避けては通れない道

放課後、綾小路の下に平田が訪ねてきます。

「あの清隆君。今日の夜、どこかで時間作れないかな少し相談があるんだ」

おそらく平田は現在のクラスについて、綾小路からアドバイスが欲しいようで、綾小路もそれに対して了承します。ただ軽井沢と夜に会う約束となっていたので、軽井沢もそこに同席するにもなりました。

そして夜、平田と軽井沢、綾小路の3人は、綾小路の部屋にて話し合いを始めます。

もちろん内容は現在のクラスのことで、今のままだと危ないとのことでした。

それに対し綾小路は、

「今後は最初に話を持っていくのはオレじゃなくクラスのリーダーである堀北にしてもらいたい」

綾小路は今回の件についてそこまで深く関わるつもりはなく、あくまで堀北がどうして行くのかを重要に思っているようです。

そしてどうしても上手く立ち回れない場合は、綾小路も手を貸すとのことで、現段階ではそこまで介入はしないつもりでした。

それを聞いた平田は了承し、話し合いは終わります。

須藤と小野寺

翌日、あいかわらず櫛田、長谷部、みーちゃんの3人は登校をしてきませんでした。

混乱を続けるクラスの中、須藤が綾小路にトイレを誘います。もちろんトイレだけでなく、そのあと何かしら話があると思った綾小路は一緒に行くことにします。

しかしトイレに行く前に、須藤の下にDクラスの小野寺が話しかけてきます。

水泳部で女子の中では運動神経も良い生徒である小野寺は、須藤にある提案をしに来ました。

それは体育祭で須藤とペアを組むことで、個人優勝を狙おうというものでした。

体育祭では、個人戦での報酬は少なく、団体戦の方が報酬が高い傾向にあります。

今回の小野寺の提案は、須藤にとってもかなり魅力的な案でしたが、須藤は本当は堀北とペアを組みたいと思っており少し悩みます。

しかしクラスのためを思い須藤は小野寺とペアを組んで体育祭へと望むことを決めました。

小野寺とペアを組むことが決まった須藤は、綾小路とトイレへと一緒に行きます。

そして須藤は本題である池と篠原のことについて綾小路に相談します。

篠原は前回の特別試験にて、櫛田から容姿についてバカにされていることを暴露されたことを気にしており、女子の間でも少し揉めているようでした。それに伴い池との関係もギクシャクしており、須藤は何とかしてやりたいとのことです。

「話し合いをせずに解決を図ることはできない。櫛田の発言が真実か嘘かはこの際別物として考えて、お互い一度腹の内をさらけ出す必要があるかもな」

そしてもしそうする場合は、その場をコントロールできる誰かが必要ということも綾小路は話します。

それを聞いた須藤はコントリール出来る人物は平田が適任であると気付き、綾小路に礼を言って早速平田の下へと駆けていきます。

それでもやるしか

その後1週間、櫛田、長谷部、みーちゃんの3人は学校へは来ませんでした。

幸いなことに3人が5日間も学校を休んだことによるペナルティはありませんが、来週も続くようならペナルティも発生するようです。

堀北はこの1週間、ずっと櫛田の家へと訪ねていましたが、一向に扉を開けてもらえません。ですが堀北は櫛田への説得を諦めませんでした。

そしていつものごとく堀北は櫛田の家へと向かっており、エレベーターに乗ろうとするとある人物が堀北を待っていました。

その人物は伊吹澪です。

伊吹は前回の満場一致試験にて堀北からあるメールを貰っていました。

『あなたが私に関係ないところで退学すれば、当然あなたは私に負けたことになる。そんな間抜けなにはならないことね』

伊吹はこのメールの真意を確かめに、堀北を待っていました。

「あなたを退学にさせないための秘訣を授けたのよ。あなたはクラスメイトに好かれていないようだし、もし退学に関する課題がでれば危なかった可能性もあった。こうやって私に発破をかけられれば嫌でも学校に残ろうとするでしょう?」

それを聞いた伊吹は納得はせずに堀北を見ます。

そして堀北は付き合いきれず、伊吹を無視してエレベーターに乗りこんで櫛田の下へと向かいます。

しかし、堀北は櫛田との対話に不安を感じてしまいそのままエレベーターを降りることなく1階へと戻ってきてしまいます。

「な、なんであんたがここにいるわけ!?」

一度エレベーターで上がったはずの堀北がまたエレベーターから出てきたことに驚いた伊吹に、堀北はあることを言います。

「…どうせならあなたにも協力してもらおうと思って」

「は?」と疑問を感じる伊吹に、堀北は強引に伊吹をエレベーターへと連れ込みます。

そして堀北は伊吹に櫛田の事情を話して、櫛田と話すために協力させようとします。

それを聞いた伊吹はもちろん断りますが、堀北から体育祭で伊吹と3戦勝負することを条件に協力することになります。

伊吹との協力

伊吹の協力を得た堀北は、櫛田の家の階へと着きます。

今まで堀北が何度訪ねても扉を開かなかった櫛田に対して、伊吹は大胆な行動を取って扉を開けようとしました。

それはドアの前で櫛田を罵倒し、足でドアをけり続けるというものです。

「人の部屋の扉を蹴るのって悪くないかもね。龍園の気持ちもちょっと分るわ」

「――――迷惑だからやめてもらえないかな伊吹さん」

すると私服姿の櫛田が扉を開けて出てきます。

「ほら出てきた。やっぱりあんたはそういうヤツだ」

「その勘違いムカつくから止めてもらえる」

櫛田の本性を見た伊吹は、逆に好感を持つほどでした。

櫛田は堀北がそこにいることにも気づいており、強引に入ってきた2人を仕方なく招き入れます。

「どうぞ上がって。これが最初で最後になるかもしれないしゆっくりしていって」

櫛田は含みのある言い方をしつつ、今回で堀北との話し合いを終わらせようとします。

櫛田との対話

櫛田の部屋に招かれた伊吹と堀北は櫛田とテーブル越しで話し合うような形となります。

そして櫛田は堀北に目的をききます。

「分かっているでしょう?ここ1週間学校を休んでいる。そのことについてよ」

「はあ。あんなことがあったのに学校に行けると思ってる?別に驚きはしないけど、この子にも私のこと話したんでしょ?それって当てつけの1つだよね」

それに対して堀北は、伊吹は話す相手もいないから無害と言います。

「おい!」と突っ込む伊吹でしたが、堀北はそれを無視し話を続けます。

「話を前に進めましょう。私に至らない点があったことは百も承知よ。けれど最初に敵意を持って仕掛けてきたのはあなたの方。そうでしょう?」

それに対して櫛田は否定はしません。しかし仕方ないと言い張ります。

「私は負けた。もう居場所はどこにもない。だけど、あの満場一致試験、最後の最後に大人しくしていたのは、少しでもあんたにダメージを与えるため。この先も休み続ければ学校は不登校の生徒を作った原因のクラスの罰を与えるでしょ?そしてその罰の責任問題はあなたに行くんだよ」

そして「どうする?」と櫛田は堀北に尋ねます。

「私は勘違いをしていたのかもしれないわ」

櫛田は「どういうこと?」と言います。

「あなたが来たくないと思う学校に連れ出すことが過ちだと気付いただけよ」

「ならもう話は終わりだよね。私が足を引っ張れば自動的に堀北さんも転ぶ。長い間私の居ない学校生活で苦しんでくれると嬉しいな」

そして堀北はイライラしつつ櫛田に言います。

「もう素性はクラスにバレた。これ以上取り繕えない。だから迷惑をかける。クラスで泣き喚いたあなたの姿が子供のように見えたけれど、まさに子供。いえ、幼児ね。幼児を相手にしている気分だわ」

それを聞いた櫛田は「バカにするな!」と手を振り上げて堀北にビンタしようとします。

しかしそれは堀北に防がれ、力ずよく押えます。

「私だけが苦渋を舐めて、我慢して、あんたやクラスの連中に協力しろっての?」

「勝手な解釈をしないで。いい?あなたは堅実な実力を持ってる。なら、それを他でもない『自分のため』に行使しなさい。周囲なんて関係ない。あなたが自分のために行動して、自分のためにAクラスに上がったのなら、それは紛れもなくあなたの『功績』。そしてAクラスの特権を使って好きなことをすればいい。同じ事がしたいなら、今度こそはあなたの過去を誰も知らない所にでも行ってね」

それを聞いた櫛田は堀北を睨みつけます。そんな堀北はさらに続けます。

「残りの学校生活はたったの1年半よ。そんなに難しい事じゃないでしょう?あなたは過去1年半、クラスメイトに表の顔だけを見せていた。それよりも簡単なことよ。それともあなたの実力じゃそんなことも出来ないの?」

そして堀北は「ここに足を運ぶのは1回だけ」と言い、櫛田は―――

「本当に…ここから私に、学校に復帰するチャンスがあると思ってる?」

「それはあなた次第よ。振り上げた拳を下ろすのか下ろさないのか、決めなさい」

これを聞き、櫛田は堀北に耳を傾けるようになります。

「話ぐらいは聞いてあげる。堀北さんの考えている戦略を私に聞かせて」

堀北は、ここで櫛田がどうすれば生き残れるかのプランを話していきます。

そのプランとして、、、

  • 櫛田は以前のように猫を被ってこれから行動をするつもりはないということ。
  • そしてクラスメイトと以前のように付き合う必要はないこと。

櫛田の本性はクラスの人からはバレてしまいましたが、他のクラスにはバレていません。実際に本性を見ていない他のクラスの人からしたら、どんな噂をされてもそこまで信用実がないとのこと。

そしてクラスメイトには、自分の能力を持って応えていくこと。そして櫛田の実力が信用されない場合は堀北が協力するというものです。

このプランを伝えた堀北と櫛田の間には、長い沈黙があり――――

「分かった。私は私のだけに1年半戦ってクラスに貢献する。堀北さんのためにもクラスメイトのためにも戦わない。それでいいよね?」

堀北はそれ答えに不満はなく、実力さえ示してくれればそれでいいとのことです。

そして櫛田は、堀北に敵対という意味を持つ左手での握手をします。

「ホント大嫌いだよ堀北さん」

みーちゃんとの対話

1週間ずっと学校を休んでいたみーちゃんは、櫛田に平田への恋心をバラされたことで、どんな顔をして学校へ行けばいいの分からずにいました。

そんなみーちゃんの下には、

『直接会って話がしたい』

との綾小路からのメッセージが月曜日に届いていました。

みーちゃんは、綾小路は大切な友達を自分の手で失ってしまったと思っており、是非相談に乗ってもらいたいとのことで綾小路に電話することにします。

「ああ、あの、王です!その、綾小路くんですか?」

10回目のコールでようやく電話に出た綾小路は、シャワーを浴びていたようで浴槽の中から『連絡くれたんだな』とみーちゃんに返事をします。

そして20分後にみーちゃんと綾小路の部屋にて会う約束をします。

――20分後――

綾小路の部屋のある階へとやってきたみーちゃんは、綾小路の部屋から軽井沢が出てくるところを目にします。

「あ、う、噂をすれば何とやらってヤツね。またね清隆!」

普段ポニーテールの髪型の軽井沢でしたが、今の軽井沢はストレートヘアーとなっており、速足でその場を去って行こうとします。

「あの、軽井沢さん!」

「ななな、なに?」

「…急に綾小路くんに電話して、ごめんなさい…おじゃまでしたよね…」

「そんなことないって、全然。ホント」

その後、軽井沢はみーちゃんに励ましの激励をして急いで去っていきます。

そして綾小路の部屋へといったみーちゃんに対し、綾小路は早速本題へと切り込みます。

「ここに来たのは櫛田の暴露、洋介に関係することだな?」

みーちゃんは素直に頷き、現在のクラスの状況を話します。

「こんなことで1週間休んでしまって、ごめんなさい」

「こんなことなんて思ってない。ここに来てくれたことにも相当の勇気が必要だったはずだ。それに学校に行くことを完全に諦めたわけじゃないんだろ?」

「も、もちろんです!すぐにでも本当は学校に行きたいと思っています。自分でもダメだって分かってるんです。だけど…恥ずかしくて、情けなくて…」

 

それに対して綾小路は、クラスメイトはみーちゃんのことを心配していることと、少し荒療治ですが来週も休むと何かしらのペナルティがあるかもしれないと伝えます。

「ひ、平田君は…私のこと何か言ってましたか…?」

「もちろん気にかけてる。櫛田や長谷部よりも、ずっとずっとな」

平田はみーちゃんが不登校になってしまった原因が自分であると後悔しているとみーちゃんに伝え、そして平田もそういうヤツだと改めて説明します。

みーちゃん自身が引きこもることによって、平田も苦しんでしまうということ。

これを知ったみーちゃんは、次第と表情が変わっていきます。

「ありがとうございます。色々話したら楽になりました。綾小路くんのおかげです。」

そして月曜日からはきちんと学校へ登校することを約束してみーちゃんは去っていきます。

天沢の訪問

みーちゃんが去った後、すぐに綾小路の家にチャイムが鳴り響きます。

「どうもせんぱーい。遊びに来ちゃいましたぁ」

やってきたのは1年Aクラスの天沢一夏です。

そして天沢は靴を脱ぎ捨てる勢いで部屋へと突入します。

そしてキョロキョロと部屋を見まわし、ベッドに手を触れてしわを直していきます。

「これなーんだ」

天沢は枕元に落ちていた黄色い髪の毛をつまんで持ち上げます。

「恵のだろうな。最近はよく遊びに来る」

そして天沢は四つん這いになって床に目を向け何かを探し始めます。そして最終的にはベッドの下へと顔の潜り込みます。

そして何もないと分かった天沢は、ベッドから抜き出し綾小路にそのまま這って近づいてきます。

そして話は天沢以外のホワイトルーム生へとなります。

「あたしは最近暴走を始めるんじゃないかと思っているんだよね。手段と目的をはき違えているような気がして。あいつは自分がホワイトルームに戻ることよりも、先輩を追い込むことを意識してる」

至近距離で話す天沢に綾小路はそれとなく返します。

そして天沢は、もう一人のホワイトルームの正体について綾小路に教えようかと話すと、綾小路はそれを断ります。

「たかが正体を知るためにお前の学校生活を不安に陥れる必要はない」

天沢は「優しいんですね先輩」と言い、帰ろうとします。

そして天沢が帰る手前、

「何度か先輩のお部屋にお邪魔してますけど、今日は随分と少ないゴミで出しちゃうんですね」

天沢は台所のある中身が少ないゴミ袋を見つけてそう言います。そして「帰るついでにゴミ捨てをしましょうか?」と提案します。

「お前が今日ここに来た目的が少し見えた。今の提案をするために訪ねて来たんだな。部屋を隅々まで調べていたのは、他の誰かに聞かれていないかを警戒していたからだ」

それを聞いた天沢は満足して帰っていきます。

そして綾小路は一応何もされていないかをチェックしていると、明人からメッセージが届いていることを確認します。

『来週月曜日から波瑠加が学校へ来ることになった』

そして明人から、『しばらくの間見守っててほしい』との連絡を受け、綾小路はそれに了承します。

メッセージを終えた綾小路は、「ひとつ問題が解決したか」と思いますが、これは暫定的に長谷部が復活するだけだと見ておくことにします。

3人の出勤

休みを終えた月曜日、クラスにはみーちゃんと長谷部が登校をしていました。そして朝のホームルームが始まった直後、櫛田が遅刻をして教室へと入ってきます。

そしてホームルームを終えて一番先に行動したのは、櫛田です。

「堀北さんに聞いたけど、私のせいで休んでいたんだね」

櫛田はみーちゃんに駆け寄り、特別試験でのことを話します。

「あの時の気持ちを分かってほしいなんて言わないけど、あの時はああするしかなかった。王さんをその1人とターゲットにしたことに関しては謝罪するね」

そう言い、櫛田は深々と頭を下げます。正直、本心で謝ると言うかは事務的に謝る印象が強いようにみえました。

「篠原さんや松下さんたちにも迷惑かけてごめんね。仲直りは出来たみたいだね」

どうやら須藤と平田が休日に動いていたらしく、篠原や松下のグループは仲を取り持っていたようでした。

「一応私はこれからの日々で、これまでのようにある程度の体裁は維持するつもり。だから時と場合によっては他のクラスの情報を集めてくることも出来る。でもクラスの誰かがそれを邪魔するっていうならそれはそれでいいと思ってる」

櫛田はあくまで攻めの姿勢をクラスに示します。

「私の築いてきた武器を利用するかしないかは、皆の判断に任せるから。そして私に敵意を向けてくる人には、誰であっても容赦はしない。特別試験で暴露したのなんて本当に一部だけ。隠したい事実を持っている人は他にもいっぱいいるよね?」

櫛田はクラス全体を脅すように言います。

「でも1つだけ約束するよ。私を陥れない限り、持っている秘密を暴露したりはしない。これはクラスのためを思ってじゃない。私自身のため。Aクラスで卒業するため。私が私としての価値を見失わないための最後の防衛策」

クラスに貢献することは約束した櫛田は、最後「長谷部さんもそれでいいよね」と投げかけますが、長谷部は何も答えずに視線を窓へとそらします。

『綾小路グループ』解散

「きよぽん、これから時間ある?」

接触してこないと思われた長谷部から、放課後帰ろうとした綾小路に近づいてきます。

長谷部は綾小路グループの他に堀北にも声をかけており、佐倉を欠いた綾小路グループと堀北で話し合いが行われます。

到着すると、長谷場は堀北へ尋ねます。

「特別試験でクラスポイントが増えたこと、満足してる?」

それに対して堀北は、まだAクラスと500ものポイント差があることを伝え、満足はしていないと言います。

「私の親友は堀北さんの身勝手な判断の犠牲になった。その自覚はある?」

堀北は、クラスのために佐倉を退学させたことを認めます。

「キョーちゃ…櫛田さんを残したことが正解だとでも?」

堀北は、正解だと判断したからこそ反感を買われる覚悟で櫛田を残したと伝えます。

「愛理を返して」

「…出来ない事を要求されても答えられないわ」

そして長谷部と堀北の討論が続き、最終的に長谷部は―――

「どうすれば堀北さんときよぽんに復讐できるか、私はその答えを探してる」

長谷部は冷たくそう言い放ちます。

「今日はそれを伝えたかったから。愛理を退学にさせたこと、必ず後悔させる」

そう言い放ち、長谷部はその場を去ります。

明人と啓晴はそれを見ているだけしか出来ませんでした。

協定

綾小路グループが半壊した後、堀北は綾小路を連れてケヤキモール内にあるカラオケ店に入ります。

どうやら堀北は、体育祭に向けてあることをしようとしており、綾小路にもその場に同席させる頼んでいました。

堀北と綾小路の後、約束の時間に遅刻して入ってきたのは、綾小路の予想外の人物の葛城康平龍園翔です。

どうやら堀北は、今回の体育祭で打倒Aクラスのために龍園のクラスと協力関係を築くようでした。

ただこの協定に対して、もちろん龍園は見返りを要求してきます。

ですが堀北は、龍園からの要求に一切答えることはなく、単なる協力関係を結ぶことに拘ります。

須藤や高円寺などが体育祭で活躍できる力を有している堀北クラスだからこそ、龍園のクラスに対しても強気で攻めていきます。

「優位な状況にある私のクラスが協力関係を結んでもいいと持ち掛けている。それで納得できないなら、今回の件は本当はなかったことにしてもらって結構よ」

それに対して、龍園は――

「いいぜ、その提案に乗ってやっても」

と協定を承諾します。

ただここで一つの問題が重なります。

それはAクラスを最下位にする為の布石です。

Aクラスは38人と他のクラスより少ない人数であり、坂柳が不参加であれば37人で戦わなければいけません。ですが、、、

もし坂柳が体育祭に参加をして、最低条件の10点を獲得しつつクラス全体に指示を送ることが出来れば、Aクラスが最下位になることは遠くなります。

そいてここで綾小路が動きます。

「もし坂柳の参加の有無がこの協力関係に影を差しているのなら、力になってやることができるかもしれない」

綾小路は坂柳に関して、一任してくれるのであれば体育祭へ参加を見送らせると伝えます。

「ただし坂柳を不参加にさせる代わりに、体育祭でオレの点数は1点も当てにして欲しくない。それは堀北だけじゃなく龍園おまえもだ」

二人はそれを承諾します。そして綾小路はせっかく堀北と龍園が集まっていることで別件の話をします。

――――

――

「それは面白いアイデアだけれど…」

「確かにルール上は不可能じゃねぇな。が――」

綾小路からの提案に、龍園は「気に入らない」と却下します。

否定した龍園でしたが、そこに葛城が口を挟みます。

「お前の個人の感想は後でいい。素直に悪くない発案だ。詳しい話と、そしてルールは改めて確認する必要があるかもしれないが、いや、綾小路のことだ。しかっりと確認した上でのことなのだろう」

そう葛城が進言し、綾小路の提案は進むことになりました。

Aクラスの動き

Aクラスの坂柳は神室と橋本をケヤキモールへと呼び出していました。

「龍園くんのクラスと堀北さんのクラスが接触しました」

これに対して、坂柳はこのままでは危ういと判断をします。

「体育祭には私も参加いたします。彼らが本当に手を結んだとしても、私の不参加と合わせてやっと勝てると算段を立てている。それが幻想であると分からせてあげましょう」

それを聞いた橋本と神室は安心して体育祭への準備を始めます。

体育祭前夜

体育祭の前夜、堀北は体育祭に向けて入念な準備をしていると、電話がかかってきます。

『体育祭に関係する大事な話だ』

掛かってきたのは、綾小路です。

『明日の体育祭、オレは欠席しようと思っている』

『…欠席?ちょっと待ってどういうこと?』

突然の報告にうろたえる堀北。ただ綾小路は体育祭を欠席することで持ち点を10点失ってしまうは必要経費の戦略であると伝えます。

『言っただろ。坂柳を体育祭に参加させないための方法があると』

それについて理解できない堀北でしたが、綾小路のすることをいちいち考えていられず、とりあえずは綾小路を信用して受け入れます。

2度目の体育祭

ついに2度目の体育祭がスタートしました。

体育祭には見慣れない外部からの来賓の方が呼ばれており、生徒たちは少し落ち着かないまま体育祭が始まります。

堀北はさっそく1種目目の競技「100m走」へと向かいます。

「さあ堀北!私と勝負よ」

堀北は伊吹との約束を守り、1種目目と4種目目、そして5種目で勝負をします。

そんな1種目目の「100m走」での勝敗は、堀北が僅差で勝利します。

悔しがる伊吹でしたが、次の勝負へと入れ替えます。

須藤と小野寺のペアに関しては、現在3種目中全て1位を獲っているようでした。

そして堀北は2、3種目を終え、伊吹との勝負の「走り高跳び」。

結果はわずか2㎝の差で伊吹が勝利します。

「見た!?私の勝ち!あんたの負けー!」

嬉しそうな伊吹を見て、堀北は少しイラっとします。

「調子に乗らないことね。これで1勝1敗。状況はイーブンに戻っただけよ」

昼休み

堀北クラスは見事1位という結果を維持したまま、昼休みを迎えます。

そして昼休み中、堀北はある人物に呼び出しを受けていました。

それは3年の生徒会長である南雲です。

実は1週間前、綾小路は南雲からの対決を「受ける」ことを堀北を通じて南雲に伝えていました。

ですが当日になってみると綾小路は欠席しており、南雲は堀北にその真意を聞きに来たようです。

「俺が知りたいのは綾小路のことだ。病欠らしいが急に体調を崩したのか?」

堀北は、今朝電話がかかって来て綾小路から休むことを伝えられたと答えます。

「本当に体調不良なら良いけどな」

「どういう意味でしょう?」

南雲は綾小路が恥をかくのが嫌で逃げたかもしれないと思っており、堀北の問いに対して答えるのではなく独り言のように呟きます。

「逃げた代償は他のヤツに払ってもらうしかない。そうだろ?

そして南雲は軽く手を挙げて去っていきます。

午後の部

後半戦へと突入した体育祭。

堀北クラスは絶好調で1位、2位龍園クラス、3位は一之瀬クラス、4位は坂柳クラスです。Aクラスは坂柳が急遽欠席したことで指揮系統が混乱していることと、龍園による妨害によって最下位へと転落しました。

そして残された時間は少なくなり、伊吹との最後の勝負に挑む堀北でしたが、伊吹が時間通りに来なかったせいで堀北の不戦勝となっていました。

最後は堀北はバレーにて勝利をし、須藤も小野寺とテニスのダブルスで勝利をして体育祭が終わります。

客人

午前11時を回ったところで、綾小路は部屋にて外の歓声を聞いていました。

そして――

「こんにちは、綾小路くん」

綾小路の部屋に坂柳有栖が訪ねてきます。そして綾小路は坂柳を迎い入れます。

「床に座るよりベッドの方がいいだろ。好きに腰かけてくれ」

「ご配慮ありがとうございます」

そして坂柳はなぜここに来たのかを綾小路に告げます。

「本当に悪い人ですね綾小路くん。これは綾小路くんの戦略なんですよね?」

「戦略?どういう意味だ?」

そして坂柳は、今回の体育祭に坂柳を欠席させるために綾小路が裏で動いていたことを指摘します。

「昨日の夜、お父様から綾小路くんに欠席をお願いしたと聞かされました。寮に警備の者を配置し来賓としてホワイトルームから送り込まれる人間との接点を防ぐためだと」

そして坂柳はそれを知り、綾小路と邪魔をされずゆっくりと話すことのできるいい機会だということを知り、この部屋に訪ねてきました。

「この体育祭の殊勲賞は龍園君に協力を持ち掛けた堀北さんでも、それを受け入れた龍園君でもありません。私を確実な方法で欠席させた綾小路くんの鶴の一声。たったそれだけで勝敗を決めてしまったのですから、流石です」

坂柳は今回は150クラスポイントを失う代わりに、綾小路との時間をゆっくりと楽しませてもらうようでした。

そして坂柳は持ってきたコンビニのスイーツであるモンブランを袋から出し、それを一緒に綾小路と食べます。

「どうぞ」

そして当然のようにフォークでモンブランをすくい上げ綾小路に向かって差し出します。

「別に構わないでしょう。今は私と綾小路くんだけで誰にも邪魔はされません」

綾小路はそれを食べ、正直好みの味ではなかったですが、坂柳からの好意にケチは付けられず「美味しい」と言います。

「しかし不思議なのは綾小路くんの心境です。静観していたはずの学校生活で時折手助けをするだけでなく、本格的にAクラスを目指し始めたのはなぜですか?」

坂柳は一番気になっている、綾小路の行動理念を尋ねます。

そして綾小路は、今回見え見えの罠にひっかかり体育祭での勝ちを譲ってくれたこととして、坂柳に本当のことを話します。

「基本的には坂柳、おまえのしようとしていることと同じだ。おまえはオレを倒すことで天才の意味に答えを出そうとしている。オレはオレでホワイトルームの教育はけして完璧なものじゃないことを、オレなりのやり方で証明しようと考えている」

坂柳は唇に人差し指を当てながら、綾小路に問います。

「綾小路くんは己の手で最強のクラスを作り上げようとしている、ということですか?」

綾小路は首を縦に振り肯定し、坂柳はそこである疑問を綾小路に投げかけます。

「今回の体育祭。事情はどうであれ綾小路くんが強引に参加することも出来たはずです。直接現場で指示を飛ばす方が勝率をより高く、盤石なものに出来たのでは?私の参加を恐れていたわけではないでしょうし」

「この体育祭、1つのテーマを基に過ごしてきた」

坂柳は興味津々にそのテーマについてききます。

「『静観』だ。体育祭に直接介入せず、オレ以外の生徒だけでどれだけ戦えるのかを見き分けるいい機会だと判断した。お前が休んだのはその副産物だな」

そして綾小路は坂柳がそれに対して答えている最中に、肩を軽く突き飛ばしベッドに押し倒します!

「あ、あの?」

いつもは強気な坂柳がこの状況についてこれなく戸惑います。

「オレはオレの計画のもとで学校生活を送っている。おまえが今日ここを訪ねてくることも、そして計画に興味を示し答えに辿り着く可能性、ルートがあったことも」

綾小路は坂柳に覆いかぶさりながら続けます。

「今のこの話を他言されれば、計画に支障が出る」

「私が…口外するとでも?」

「その可能性は0じゃないだろう。バラされたくなければ勝負しろと脅迫されたなら、こっちとしても受ける以外の選択肢を選べない」

そして坂柳は綾小路がこれからクラスで何をしていくのかに気付きます。

「図らずも私は知ってしまったというわけですね。…どうしますか?」

「秘密には秘密。脅しには脅しだ。今、この寮に残っているのは俺とお前だけ。つまり何が起きたとしても誰も助けに来ない。大声で叫んだところで、精々廊下に漏れ聞こえる程度だ」

「まさか犯罪に及んでまで、その計画を守るおつもりですか?」

「犯罪?オレとお前の合意の下で秘密を共有することになる」

綾小路は坂柳が携帯に手を付けますが、それをベッドの下方へと投げ捨てます。

そしてゆっくりと手を坂柳の首筋の襟元へと持っていく。

「特別授業を始めようか」

坂柳は抵抗することなく、静かに目を閉じます。

新たな来客

「あなたは本当に意地悪な人ですね」

「そうかもな」

坂柳が綾小路の部屋に来てから1時間ほどが経過しました。

「これで私と綾小路くんの間には人には言えない秘密が出来てしまったというわけです」

「語弊を生みそうな言い方だな」

「最初に語弊を生んだのは他でもない綾小路くんでしょう?」

「確かにな」

「それにしても、男性のベッドの中に入ったのはこれが初めてです」

「10秒で出たんだからノーカウントみたいなものだろう」

綾小路は携帯の画面を坂柳に見せながら必要なものの選定をしています。

そして12時半を回り、誰も残っていないはずの寮にチャイムが鳴らされます。

「誰ですか?」

綾小路はベッドから動かずに、訪ね人に声を掛けます。

「そのまま動かずに聞け」

綾小路は聞いたことのある声に反応します。

「一度オレに電話してきたな」

「流石だな。1度聞いただけの俺の声を覚えているのか」

その男は、綾小路の敵でも味方でもないことを伝えます。そして早速要件を言います。

「月城を排除して、後はホワイトルームを排除すれば平穏が戻って来る。そんな勘違いをしているんじゃないかと思って助言に来た」

そして卒業まで学校生活を続けたいのなら警戒をしておけと告げます。

「中立にしては肩を持ってくれるんだな」

「お前の存在が悪影響を及ぼしている。これ以上を防ぎたいだけだ」

そして男は去っていきます。

「あの声…どこかで…」

坂柳は遥か昔に先ほどの男の声に聞き覚えがあったようです。

綾小路はそれが確かであるなら、ホワイトルーム生の可能性は限りなく低そうだと判断しそこまで深くは警戒しないようにします。

体育祭の結果

綾小路が不在だった体育祭の結果は理想の形で終えることが出来ました。

まず体育祭の順位は、

  • 1位:堀北クラス
  • 2位:龍園クラス
  • 3位:一之瀬クラス
  • 4位:坂柳クラス

となりました。

そして個人戦の順位の1位は、

「男子」須藤、「女子」小野寺と二人とも堀北クラスから出ることになりました。

さらに高円寺も2位になっています。

そして須藤と小野寺は、クラス移動チケットではなくプライベートポイントを選びます。

そして体育祭が終わった後日、綾小路が帰路につくタイミングに堀北が話しかけてきます。

「私は前回の満場一致試験で大きく学んだことがあるの」

「聞かせてもらおうか」

まだ不安定な問題を残している試験ですが、クラスは間違いなく前進しています。

「私は間違っていなかった。櫛田さんを残す選択をした、その決断は正しかったのだと改めて認識しすることが出来た」

ただまだ不安要素は残っています。

長谷部は堀北と綾小路を恨んでおり、復讐を考えています。

「うじうじ悩むのは私らしくない。私は―――私らしくいくわ。他のリーダーのように上手くは出来ないかもしれない。でも平田君がいて、軽井沢さんいて、須藤くんや小野寺さんがいて、櫛田さんや高円寺君がいる。彼ら彼女らに支えられながら前に進んでいく。その先にAクラスが待っている、そう思うことにした」

「そうか」

「もちろん、あなたもそのうちの1人よ。何を考えているのか分からなくて、非協力的な部分も多いけれど…クラスにとって、私にとって無くてはならない存在よ」

それを聞いた綾小路はもうすこしで堀北のことを認められそうだと判断します。

 

あと少しおまえの成長を見届けた後――――

オレは、おまえのクラスを離れる。

今はまだ言葉にしないが、いずれ理由を堀北も知るはずだ。

綾小路はいずれ堀北のクラスを離れて、最終的に堀北と勝負をすることを願います。

そして全力で挑み、倒されたいとも願っています。

【よう実】2年生編6巻ネタバレ・感想:まとめ

以上、よう実2年生編6巻のネタバレでした!

今巻も非常に面白い展開となってましたね。正直体育祭がメインというかクラスの立て直しがメインでしたね。

特に

  • 綾小路のクラス移動することが確定
  • 軽井沢との○○
  • 坂柳との秘密の共有

この3つは衝撃的でした!

また新たな伏線も多く存在していますし、次の7巻も見どころですね。

是非皆さんも手に取って読んでみて下さい!

次巻7巻のネタバレ⇒2年生編7巻ネタバレ・感想!ホワイトルーム生と決着!

 

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