「転スラ」こと「転生したらスライムだった件」に登場する魔王ディーノについて解説していきます。
魔王の一人であるディーノは常にだるそうにしており、ワルプルギスに参加してもやる気もなくずっと寝ている魔王です。
従者も連れずに堕落している魔王ですが、その正体は一体何者なのでしょうか？
今回はそんなディーノについて徹底的に解説をしていきます。
- ディーノの正体
- ディーノの強さ
- ディーノとリムル達の関係性
- ディーノの裏切りについて
・ここからはネタバレを含むのでご注意ください！
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【転スラ】魔王ディーノについて
引用：©川上泰樹・伏瀬・講談社／転スラ製作委員会
| 名前 | ディーノ |
| 種族 | 堕天族（フォールン） |
| 称号 | 眠る支配者（スリーピング・ルーラー） |
八星魔王の一人
ディーノは6番目に魔王となったギィやミリムたちに次ぐ第2世代の古き魔王です。
見た目は男子高校生のような好青年の印象ですが、「眠る支配者（スリーピング・ルーラー）」という異名の通りで、いつでもどこでも寝てしまう怠惰の魔王です。
常に眠たげな目とけだるい雰囲気を醸し出しているのがディーノの特徴ですね。
働かないことに美学を持つ怠け者
ディーノは魔王ですが、従者も存在せず、どこかかの国で暮らしているわけでもありません。
さらにディーノは働いたこともなく、お金を稼いだ経験もありません。
むしろ働かないことを美学と思っており、誰かに頼り堕落して暮らしていくことで生活しています。
ようするにニートですね…
テンペストで働くことになる
ディーノはかつてダグリュールの所で働かずにずっとお世話になっていましたが、追い出されてしまいます。
その後無一文になったディーノは、ギィから「リムルの居るテンペストへと行け」と言われ、今度はリムルに頼ってテンペストで自堕落に暮らそうとします。
ただしかし、リムルは働かない者の面倒を見るつもりはなく、ディーノをテンペストで働かさせます！
迷宮で働くことになる
テンペストで働くことになったディーノは、ラミリスはが運営する「迷宮(ダンジョン)」にて働くことになります。
ディーノの上司は「ベスタ―」がなり、今まで魔王として特別扱いされてきたディーノでしたが、それは通用せず必死に働くことにします。
ただ働き始めていくうちに、徐々に労働の喜びを感じることになっていきます。
働くことに楽しみを覚えたディーノは楽しそうにしていましたね。
ベスタ―とも仲は良いです。
【転スラ】ディーノの正体
引用：©川上泰樹・伏瀬・講談社／転スラ製作委員会
ディーノの正体は「監視者」
ディーノの正体は「監視者」であり、始原の七天使の熾天使（セラフィム）の元一人です。
「監視者」とは、地上に残って地上の安定を監視をする存在であり、ディーノは魔王達の中に潜んで魔王達の監視をしていました。
天使は魔王達とは正反対の立場なので、魔王達へのスパイであったとも言えます。
実は敵ではない⁉
ディーノは魔王達のスパイをしていましたが、敵ではありません。
実はディーノは監視者としての役目を忘れているほど堕落しており、堕天使にも降格しています。
また長い間お世話になった魔王もいたり、テンペストに来てからは働くことの喜びや仲間意識が芽生えたことで魔王達を裏切ることはしたくはありませんでした。
ただしかし、かつての同僚の”始原の七天使”だったフェルドウェイの命令にどうしても逆らえなかったため、結局は魔王達を裏切ることになります。
【転スラ】ディーノの裏切り
ラミリスを拉致する
星魔対戦編にて、ディーノはラミリスを拉致するためリムル達を裏切ります。
ラミリスのスキルで創られた「迷宮(ダンジョン)」は、迷宮内でなら死んでも生き返ることができるほどの強力な要塞でもあるため、それを危険視したディーノは迷宮を無効化するためにラミリスの拉致を考えます。
ラミリスを殺害するのではなく、拉致しようとするあたりがディーノにまだやさしさが残ってますね。
ラミリスの拉致は失敗する
ラミリスを拉致するために動いたディーノですが、その計画は失敗してしまいます。
裏切ったディーノは奥の手も使用しましたが、迷宮内で最強の存在であるゼギオンによって阻まれてしまいラミリスを拉致することなく逃亡することになります。
その後は天使の逆スパイに
本当はリムル達を裏切りたくはなかったディーノでしたが、ラミリスの拉致を企んだため、もうテンペストには戻れなくなってしまいます。
ただリムルはそんなディーノにコンタクトを取り、後悔しているディーノの意思を組みとります。
ディーノはリムルに天使たちの情報をリークするようになり、裏からリムル達を支えるようになりました。
【転スラ】ディーノの強さ
引用：©川上泰樹・伏瀬・講談社／転スラ製作委員会
「怠惰者（スロウス）」
ディーノの持つユニークスキル「怠惰者（スロウス）」は、あらゆる生命体を眠りに誘い、術者が解除するまで起きることができなくなります！
ただ発動するまでに時間がかかってしまうのと、アルティメットスキル保有者にはレジストされてしまうという欠点があります。
ディーノらしい能力ですね。
「怠惰之王（ベルフェゴール）」
ディーノの持つ「怠惰者（スロウス）」は、アルティメットスキルの「怠惰之王(ベルフェゴール)」へと進化をします。
この能力は怠惰にふさわしい究極能力であり、「怠惰者(スロウス)」の能力の強化版となって、眠りに誘うだけではなく精神と肉体を破壊することができます！
防御手段も少なく精神系のスキルではトップクラスのスキルです！
ただ「怠惰之王(ベルフェゴール)」の本当の力は、自分を楽にさせる為に自身の能力を他者に代理で行使させることで真価を発揮する能力でした。
ようするに仲間をパワーアップさせることが「怠惰之王(ベルフェゴール)」の真の力であり、ディーノはスキルを使いこなせていませんでした。
最強の剣士
ディーノは神話級の大剣「崩牙」を使う剣士です。
そんなディーノの剣術は永い時を生きてきたことで洗練されており、作中でもトップクラスの実力を持っています。
ディーノの放つ最強技の「堕天の一撃」は、掠るだけでも対象の生きる気力を奪い、負の感情を刺激する波動を秘めています。
【転スラ】ディーノの戦闘
ディーノVSベレッタ＆アピト
ラミリスを拉致しようとしたディーノは、ラミリスの助手のベレッタと迷宮十傑の一人のアピトと闘うことになります！
両者の戦いではディーノの方が圧倒的に上回っていましたが、ベレッタとアピトは迷宮内では死なないことを利用して上手く時間稼ぎをします。
そこでディーノは奥の手を使用し、ユニークスキル「怠惰者（スロウス）」をアルティメットスキル「怠惰之王(ベルフェゴール)」に進化させて2人に勝利します！
ディーノVSゼギオン
引用：©川上泰樹・伏瀬・講談社／転スラ製作委員会
アピトとベレッタを倒したディーノの前に、今度は迷宮十傑の中でも最強のゼギオンが現れます！
精神攻撃を得意とするディーノでしたが、ゼギオンの前には精神攻撃は一切効かず、逆にディーノはゼギオンの幻想世界に取り囲まれてしまい敗北します！
ただ迷宮内で死んでも「復活の指輪」を持っていたディーノは、ラミリスの加護により蘇りなんとか迷宮を脱出することに成功します！
ただゼギオンは甘くなく、ディーノに対して「刻印の呪縛」をかけていました。
これによりディーノは、リムルの仲間に対して殺意を向けた瞬間に死ぬという呪いをゼギオンにかけられます。
【転スラ】ディーノ：まとめ
以上、ディーノについてでした！
今までは働くことを嫌がっていたディーノでしたが、テンペストで働くことを覚えてからは徐々に心境が変わっていきます。
働いて仲間ができたことに喜びを感じており、特に上司のベスタ―とは良い関係を築いています。
最終的には裏切る形となってしまいますが、裏切ったことを後悔しているので憎めないキャラでもありますね。
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