「無職転生」に登場する甲龍王ぺルギウスについてネタバレ解説していきます。
空中城塞ケイオスブレイカーの主であるぺルギウスの正体や12人の部下、目的やオルステッドとの関係についてまとめていきます。
・ここからはネタバレを含むのでご注意ください！
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【無職転生】ぺルギウスの正体
まずは甲龍王ぺルギウスについてまとめいきます。
魔神殺しの三英雄
ぺルギウスは 魔神ラプラスを倒した三英雄の一人です。北神カールマン、龍神ウルペン、甲龍王ぺルギウスがラプラス戦役生き残り残った英雄です。
ラプラス戦役とは、約500年前に起きた人族と魔族の戦争であり、ぺルギウスはまだその頃は若かった為弱く、ウルペンやカールマンによく助けられていました。
ラプラスを倒すことが目的
ぺルギウスの目的は、いつか復活する魔神ラプラスを倒すことです。
ラプラス戦役では、ラプラスは自分が滅びる前にラプラスの因子を世界にばらまくことで、いずれは転生して復活するようにしていました。
ぺルギウスはいずれ来るラプラスの復活を待っています。
空中城塞(ケイオスブレイカー)に住む主
ぺルギウスは空中城塞ケイオスブレイカーに住んでいる主です。
ケイオスブレイカーは空中に浮かんでいる巨大な城であり、初めてルーデウスが見たのはエリスの家庭教師をしていた時の休日で街へ行った時でした。
ケイオスブレイカーはアスラ王国よりも大きく、ぺルギウスとその使い魔である12人で暮らしています。
古代龍族の一人
ぺルギウスは龍の世界から来た龍族の一人です。転生したことでこの世界へと来ました。しかしルーデウスのように前世の記憶はありません。
魔族が嫌い
ぺルギウスはラプラス戦役で魔族と戦っていたこともあって魔族が嫌いです。なので空中城塞に魔族が入ることを禁じています。
ですが一度だけロキシーに転移魔法陣を使わせてもらうために、ルーデウスがぺルギウスに頼みこんだ結果、目隠しをして、言葉も一言も発してはいけないという条件で一度だけ魔族を城へと迎い入れました。
【無職転生】ぺルギウスの強さ
ぺルギウスの強さについてまとめていきます。
ぺルギウスが実際に戦闘しているシーンはほとんどありませんが、その肩書はかなり立派です。
召喚魔術と結界魔術が神級
ぺルギウスは召喚魔術と結界魔術を得意としており、そのどちらも 神級の域に達しています。しかしそれ以外の魔術も聖級の腕を持っているので大概の魔術は使いこなせます。
ぺルギウスは作中で一度だけ戦闘シーンがあり、その時に魔王アトーフェを倒します。この時のアトーフェはルーデウスの電撃で弱っていましたが、その隙を逃さずぺルギウスは召喚魔術で「前龍門」と「後龍門」という二つの門を呼び出し、アトーフェの魔力を奪いつつ魔力を込めた手刀で両断しました。
12人の部下を持つ
ぺルギウスには12人の使い魔がいます。その内の11名は精霊で、1人は人間です。
精霊は高い知能と強い力を持っており、それぞれ違う仮面をつけています。本来であれば一日程度しか召喚することが出来ませんが、ぺルギウスは何百年も召喚維持が可能な術を開発し、精霊はぺルギウスに仕えています。また精霊は死んでしまっても空中城塞であれば復活することが出来ます。
| 12人の使い魔 | 能力 |
| 空虚のシルヴァリル | 使い魔のリーダー。唯一の人間であり、ラプラス戦役の時から仕えている天族です。美味しいお茶を入れることが出来ます。 |
| 光輝輝のアルマンフィ | 光の速さで移動することが出来る。戦闘能力はそこまで高くなく基本的には偵察要因。 |
| 時間のスケアコート | 人ひとりの時間を停滞させることが出来る。 |
| 轟雷のクリアナイト | 音を操る能力を持っている。 |
| 洞察のカロワンテ | 他人の能力や隠し事を見破れる。 |
| 贖罪のユルズ | 他者の体力を、別のものに移し替える。 |
| 破壊のドットバース | 契約を破棄する力を持つ |
| 波動のトロフィモス | 能力は不明 |
| 生命のハーケンメイル | 能力は不明 |
| 大震のガロ | 能力は不明 |
| 狂気のフュリアスファイル | 能力は不明 |
| 暗黒のパルテムト | 能力は不明 |
【無職転生】ぺルギウスとオルステッドの関係
ぺルギウスとオルステッドの関係についてまとめていきます。
ラプラスを倒す同志
ぺルギウスとオルステッドは同じ龍族です。そしていずれ復活するラプラスを倒す同志でもあります。
ですがそこまで二人に接点はありません。実際にオルステッドとぺルギウスが会ったのは数回しかないようです。ぺルギウスは同じ龍族ということでオルステッドの嫌われるという呪いは効きませんが、お互いそこまで仲がいいというわけではないようです。
いずれは敵対関係に
オルステッドとぺルギウスには目的の違いがあります。ぺルギウスはラプラスを倒すためですが、オルステッドはヒトガミを倒すことを目的としています。
オルステッドはヒトガミを倒すための必要経費としてラプラスを倒しますが、その後ヒトガミのいる「無の世界」へ行くために『五龍将の秘宝』を手に入れないといけません。その為にはぺルギウスを殺さなければいけないので、いずれは敵同士になる関係となります。なのでオルステッドはぺルギウスに必要以上関わろうとしないのです。
壮絶な殺し合いになる
これはルーデウスが亡くなった後の話になりますが、ラプラスを倒した後、ぺルギウスは簡単にはやられなく、二人は壮絶な殺し合いに発展したそうです。
ただ最終的な勝者はオルステッドのようですね。
【無職転生】ぺルギウスとナナホシの関係
ぺルギウスとナナホシの関係についてまとめていきます。
召喚魔術の研究を共にする
元々ナナホシはオルステッドに保護されていた時、オルステッドはぺルギウスにナナホシを紹介していました。
その時に異世界人ということと元の世界へ帰りたいことをぺルギウスに明かし、その時にぺルギウスから「おまえは何者かの手によってこの世界に召喚されたのではないか」と言われたことで、ナナホシはラノア魔法大学へと行き召喚魔術を研究することにしました。
異世界転移魔法装置を開発
ナナホシがラノア魔法大学での召喚魔術の研究成果をぺルギウスに報告した際に、ナナホシは空中城塞にてぺルギウスから直接召喚魔術を習うことになります。
そして何度も実験を重ねた結果、ついにぺルギウスの協力の下『異世界転移魔法装置』を開発することに成功します。
最終的には失敗
完成した『異世界転移魔法装置』でしたが、ナナホシは最終的には異世界へ転移することが出来なく失敗してしまいます。
ナナホシは失敗の原因について、『この世界でナナホシがやるべきことが出来ていないから失敗した』と仮説を立てます。
ナナホシの時間を止める
ナナホシは先ほどの仮説の考えから、自身の身体を「時間のスケアコート」の手によって時間を止めてもらい眠りにつき、未来を待つことにしました。
ただぺルギウスは納得しておらず、『異世界転移魔法装置』に何か不備があると思い、ナナホシの代わりに研究を重ねています。
【無職転生】ぺルギウスとルーデウスの関係
ぺルギウスとルーデウスについてまとめていきます。
ナナホシに紹介してもらう
ナナホシはルーデウスに召喚術の研究の手伝いをしてもらっていたお礼としてぺルギウスを紹介しまます。
初めて会った時のぺルギウスは、ルーデウスの魔量量に驚き敵対せぬように釘を刺していましたが、ナナホシの協力者ということもあったのでそれ以降は優しく接するようになります。
転移での移動をを使わせてもらう
ぺルギウスは世界各地に転移できる魔法陣を空中城塞に設置しています。
ルーデウスは良くぺルギウスに頼んで、転移魔法陣を使って移動をするようになります。これによって移動時間が短縮することが出来るようになり、魔大陸へもすぐに行けるようになりました。
オルステッドの配下として協力
ルーデウスがオルステッドの配下となったことでぺルギウスはルーデウスを無視できない存在になりました。オルステッドとは仲がいいわけではありませんが、お互い強力な力を持っておるため無視できない存在です。
かといってルーデウスもぺルギウスには特に何かするわけではなく、基本的には敵対せずとも無理に協力しないような関係となります。
ザノバとは仲がいい
ぺルギウスはザノバとは「芸術」が分かる者同士で非常に仲が良くなります。初対面の時から気に入られています。
人形や彫刻など芸術の話になると二人はコアな部分まで話し込んでいき、ルーデウスもついていけないことがありました。
子どもに名前を付けてもらう
ぺルギウスはルーデウスとシルフィが初めて空中城塞へと訪れた時、ぺルギウスから「もし息子が出来たら名を授ける」と約束しました。
そして実際に息子が産まれた時に、ぺルギウスは「サラディン」と名付けるも、ルーデウスはそのことを忘れており、既にシルフィとの息子が出来た時に「ジークハルト」と名前を付けていました。
なので結局は「ジークハルト・サラディン・グレイラット」とという名前になります。
最後の戦いでは転移魔法陣を回復
最後の戦いでルーデウスはぺルギウスには協力を求めませんでしたが、アイシャよりルーデウスが設置した転移魔法陣の復旧を求められ、転移魔法陣を繋ぎ避難に協力をしてくれます。
そしてその後は闘神鎧とバーディガーディを封印するために結界魔術で封印にも協力もします。
【無職転生】ぺルギウス：まとめ
以上ぺルギウスについてまとめます。
- 12人の使い魔と共に、空中城塞ケイオスブレイカーに住む主
- オルステッドと同じ古代龍族であり、いずれ復活するラプラスを倒すことを目的としている
- 芸術へのこだわりが強く、ザノバとは仲が良い
- 結界魔術と召喚魔術は神級の域を達している
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【無職転生】キャラクター紹介
| ルーデウスの家族(グレイラット家) | ||
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| ヒロイン | ||
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| デッドエンド | ||
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| ラノア魔法大学 | ||
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| 七大列強 | ||
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| その他重要キャラ | ||
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