「リゼロ」こと「Re:ゼロから始める異世界生活」に登場するレイドについて解説していきます。
レイドは、400年前に世界を救ったことで多くの人に語り継がれている初代剣聖です。
強さを求めて生きてきたレイドは一体どんな人生を歩み、剣聖として名を馳せたのでしょうか。
この記事では、そんなレイドの強さや過去、ラインハルトとの関係について明らかにしていきます。
・レイドの過去
・レイドの強さ
・レイドとラインハルトの関係
・レイドの登場シーン
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【リゼロ】レイドについて
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
| 名前 | レイド・アストレア |
| 身長 | 172cm以上(スバルより頭1つ分高い) |
| 二つ名 | 棒振り |
| 役職 | 剣聖 |
プロフィール
レイドは、赤い髪に碧い瞳をしており、眼帯をしているのが特徴的なキャラです。
眼帯は、目が悪いからではないようで、右眼にしていることもあれば、左眼にしていることもあります。
すごい人物としてその名が語り継がれているレイドですが、チンピラのような話し方に加え女癖が悪く、悪ガキがそのまま大人になったような性格をしています。
三英傑の1人
三英傑とは、 嫉妬の魔女サテラを封印し、世界を平和に導いた人物を指します。
レイドは、その400年前に功績を残した三英傑の内の1人です。
剣聖と呼ばれるほど強かったレイドは、旅をする中で出会った仲間と世界を救ったことでその名が後世にも語り継がれていました。
【リゼロ】レイドの過去
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
後世にも語り継がれるほどの名声を手にするまでに、レイドがどんな人生を歩んできたのか明らかにしていきます。
強い者を求めて旅に出る
レイドが生きていた400年前の時代は、龍が実在し、人々も危害を受けていた時代です。
そんな時代の中、村で育ったレイドは、弟を日々鍛えあげる日々を送っていました。
やがてレイド自身もさらなる強さを求めて村を出て、世界中を旅します。
この旅の中でレイドは、白銀龍であるアマンガムをやっつけたと言われています。
ボルカニカと友誼を結ぶ
世界が滅ぶかも知れない状況に陥っている中、レイドは旅の中で出会った大賢者フリューゲルや強欲の魔女エキドナ、魔女になる以前のサテラ達と共に行動することにしたのでした。
プレアデス監視塔にてモノリスに手形を残したレイド一行は、みんなで旅に出発します。
その後、神龍であるボルカニカと対峙したレイドたちは、ボルカニカの助力を得ることにも成功したのでした。
ここでボルカニカを味方にできなければ、世界は完全に闇にのみ込まれていた可能性が高いです。
嫉妬の魔女を封印する
ボルカニカを加え再び旅にでたレイド達でしたが、共にいたサテラが嫉妬の魔女因子に狂う緊急事態が起きます。
嫉妬の魔女因子をうまく適合させられなかったサテラの暴走により、世界の半分が闇に沈みました。
その際、後に三英傑と呼ばれるレイドとフリューゲル、ボルカニカたちがサテラと対峙します。
レイド達は、撃破はできなかったものの洞窟の奥にサテラを封印することに成功したのでした。
金貨に姿が刻まれる
サテラ封印後も、レイドはフリューゲルやボルカニカ達と共に最後までサテラを救う方法を探して旅を続けたと考えられます。
実際にレイドの名が世間に広まったのは、レイドが年を重ねてからであったようです。
英雄として称えられる存在であったレイドは、ルグニカ王国の金貨にもその姿が刻まれています。
金貨に刻まれたレイドと本物のレイドの姿には大きな乖離があることから、レイドは何らかの理由で弟に功績を押し付けたのかも知れません。
【リゼロ】レイドの強さ
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
ここでは、レイドの強さの秘密に迫っていきます。
初代剣聖
レイドは、リゼロの中でも最強だと言われるラインハルトの祖先にあたります。
剣聖の加護を持っていなかったのにも関わらず、レイドは剣技を極め、初代剣聖の名を冠しました。
歴史上では、レイドは剣聖とされていますが、その戦い方や剣技への称賛をこめて天剣の方がふさわしいと言われています。
レイド自身は、剣技について「剣術を学んでわずか三カ月で世界最強クラスに達した」と語っていました。
棒振りの異名を持つ
棒振りの異名をもつレイドは、剣に限らずどんなものでも剣と変わりない実力を発揮することが可能です。
なのでレイドは、箸を振って空間を割るなど規格外なこともやってのけます。
そのレイドの並外れた強さに、プレアデス監視塔の番人を務めるシャウラが恐怖から気絶したこともあったようです。
龍剣レイドの伝承
レイドの愛剣であった龍剣レイドは、リゼロ世界の中でも最も強く、鋭く、美しいとされた名剣でした。
リゼロ世界では、10本の力ある剣が存在しているとされており、龍剣レイドはそのうちの1つではないかと思われます。
龍剣レイドが生まれた経緯については諸説あり、何千もの龍を葬ってきた魔剣ではないかといった考察がされています。
【リゼロ】レイドとラインハルトの関係
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
同じく剣聖の称号を持つ2人の共通点や違いを明らかにしていきます。
アストレア家の系譜
アストレア家は、代々剣聖を輩出し、歴史を動かすような戦いで数々の活躍をあげてきた名門貴族といえます。
レイドは、このアストレア家ができる起源となった伝説の初代剣聖であり、ラインハルトは現剣聖です。
時代が違うため2人が直接関わりあうことはないものの、その素晴らしい剣技と強さから2人はリゼロ世界の中でもトップクラスの実力を持っていると言われています。
剣を振る理由
レイドとラインハルトは、同じ位強い剣士であっても剣士としてのあり方に違いがあります。
ラインハルトは剣士としての責務を重んじており、誰のために剣を振るのかを大切にしている人物です。
一方で、レイドは剣を振ることそのものを楽しんでおり、自分のやりたいようにやる姿勢を重視しています。
そのため、2人は戦いに対する考え方や剣技の方向性も異なっているようです。
【リゼロ】レイドの登場シーン
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
ここからは、すでに故人であるはずのレイドの登場シーンについて解説していきます。
プレアデス監視塔で試験官をする
レイドが生きた時代よりも400年後の世界で、レイドはプレアデス監視塔の試験官としてスバルたちの前に再登場します。
不死王の秘蹟と呼ばれる秘術によって無理やり復活させられたと思われるレイドは、スバルたちに自分を倒すか自分が認めることを試験の内容として課しました。
最優の騎士と呼ばれるユリウスでも子供扱いするほどの圧倒的な力を見せつけたレイドは、スバルたちの前に強大な壁として立ちふさがります。
暴食の大罪司教の体を乗っ取る
プレアデス監視塔に暴食の大罪司教ロイが襲撃してくるイレギュラーが起きます。
その際、レイドはロイにわざと自分を食べさせることでロイの体に魂を上書きし、ロイの体を乗っ取るという暴挙に出たのでした。
本来２階層の試験官であるレイドは、自分の担当階層以外のエリアは移動できないはずでしたが、ロイの体を乗っ取ったことで自由にプレアデス監視塔内を出歩けるようになります。
ユリウスと戦う
レイドは、ロイの体を乗っ取った状態でユリウスと対峙することとなり、かつての弟子に似たユリウスを戦いの中で導いていきます。
レイドの導きにより、ユリウスの準精霊は精霊へと進化し、ユリウス自身も虹色の精霊騎士に開花しました。
あくまでレイドが優位に戦いは進んでいたものの、乗っ取ったロイの肉体が限界を迎えたことで戦いは終結します。
レイドは、ユリウスに一撃を与えられながらも、自分の勝ち逃げだと笑って塵になり消えていくのでした。
【リゼロ】まとめ：レイド
以上、レイドについてまとめました。
レイドは、伝説の剣士として、現代でもなおその名声が語り継がれる人物でした。
実際のレイドは、自由奔放に自分のやりたいことをやってきた人間であるものの、その強さは本物であり、世界を救った実績もある英雄です。
塵となって消えたレイドですが、愛剣であった龍剣レイドについてなど未だ謎も多く残されているので今後の展開に注目です。
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