「リゼロ」こと「Re:ゼロから始める異世界生活」に登場するシリウスについて解説していきます。
水門都市プリステラで初登場をした大罪司教のシリウスですが、エミリアの育ての母であるフォルトナとの共通点が多いです。
果たして、死んだはずのフォルトナといまだ謎多きシリウスは同一人物なのでしょうか。
この記事では、シリウスの正体や強さ、ペテルギウスとの関連について明らかにしていきます。
・シリウスの正体
・シリウスとペテルギウスの関係
・シリウスとフォルトナの共通点
・シリウスの強さ
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【リゼロ】シリウスについて
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
| 名前 | シリウス・ロマネコンティ |
| 年齢 | 不明＊憤怒の大罪司教を100年あまり務めている |
| 名前の由来 | おうし座α星シリウス |
| 武器 | 鎖 |
| 性別 | おそらく女性 |
プロフィール
シリウスは、左目以外は全身包帯が巻かれている謎の多い人物です。
素顔は明らかになっていないものの、銀髪の長い髪に、紫紺の瞳が特徴的なその姿からスバルは女性だと推測しています。
一見、口調や物腰が穏やかでまともな人物に見えますが、愛を語りながら大量虐殺を繰り返すなど性格はまさしく大罪司教らしいです。
「憤怒」の大罪司教
大罪司教の中でシリウスは「憤怒」を担当しています。
歪んだ価値観を持っており、表面的な会話は可能ですが意志の疎通は不可能です。
自らの価値観を否定されると急に激昂し、憤怒の名にふさわしい様相を見せます。
ペテルギウスの妻と名乗る人物
シリウスは、ペテルギウスのことになると理性を失ったかのように豹変してしまうほど彼に執着しており、自称妻だと名乗っています。
ロマネコンティの性も勝手に名乗っているもので、ペテルギウスのことを「あなた」や「夫」と呼んでいますが、実際にペテルギウスと夫婦関係にあるわけではありません。
一方的なペテルギウスへの執着心ですが、その思いは強く、シリウスは彼に再会することを切望しています。
【リゼロ】シリウスの正体はフォルトナ？
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
シリウスの正体について、エミリアの育ての母でもあるフォルトナと同一人物ではないかという声が上がっています。
それは果たして本当なのか、2人の共通点や過去から考察していきます。
シリウスとフォルトナは同一人物なのか
シリウスとフォルトナが同一人物かについては、はっきりとは分かっていません。
ですが、2人の共通点の多さから同一人物である可能性は高いのではないかと考察されています。
銀髪に紫紺の瞳という見た目に加え、火のマナ属性をもっているのも同じです。
また、2人はペテルギウスと強いつながりがある点も共通しています。
ペテルギウスのことを、質は違うもののシリウスもフォルトナも愛しています。
シリウスとフォルトナの過去
エミリアが魔法を制御できなくなり氷の中で眠りについたのが100年前とされています。
その原因となったのがフォルトナの死でした。
シリウスが大罪司教となって100年余りであることを踏まえると、フォルトナの死とシリウスが大罪司教となったタイミングに辻褄があいます。
エミリアが目覚めた際、本来であればフォルトナも近くにいたはずなのにも関わらず登場しなかったことからもシリウスはフォルトナである可能性が高いと考えられます。
【リゼロ】シリウスの強さ・能力
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
シリウスは「憤怒」の権能はもちろんのこと、魔法や肉体的な戦闘能力にも優れた人物です。
一体どんな能力をもち、どれほどの実力があるのかについて、ここから明らかにしていきます。
「憤怒」の権能
シリウスのもつ権能には、2つの能力があります。
それは、「感情の共有」と「感覚の共有」です。
この２つの能力を使いこなすことで、戦う際どんなに人数差がある不利な状況でも有利な状況を作り出すことができます。
感情の共有
特定の 範囲内にいる人たちと喜怒哀楽を共有することが可能です。
魂の回路を無理やり接続することでシリウスと同じ感情を相手に持たせることができます。
どんどんと共有していくごとに自我が薄くなるため、シリウスの操り人形となってしまう危険性がある能力です。
感覚の共有
特定の範囲内にいる人たちと感覚を共有させることが可能です。
シリウスが受けた肉体への影響は特定範囲にいる全員の肉体へ反映されます。
例えば、シリウスが怪我をすれば範囲内にいる人たちは全員同じ怪我を負った状態となってしまうので、戦うのに非常に厄介です。
大罪司教の中でもトップの戦闘能力
シリウスの強さの秘密は、権能だけではありません。
大罪司教の中では珍しく魔法と武力にも優れています。
炎のマナに適性があり、自在に操ることが可能です。
加えて、身体能力抜群なエミリアとも互角に戦うほどの肉体的な戦闘能力も持ち合わせています。
【リゼロ】シリウスの戦歴
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
水門都市プリステラで初登場を果たすシリウスですが、スバルたちの前に敵として何度も立ちはだかります。
スバルが死に戻りをしながら試行錯誤して戦いに臨んだ、シリウスのこれまでの戦歴をまとめました。
1・２回戦 スバルVSシリウス
1回戦目は、刻限塔と呼ばれる町中の塔の最上階からシリウスが少年をつき落としたことで始まります。
シリウスは少年の死亡と同時に権能を使い、町中にいた観衆も全員巻き込み殺すという大規模被害を発生させたのでした。
被害者の中にスバルもいたため、1回戦目は互いに認識することもなく終えました。
2回戦目、少年が最上階に行く前にスバルは攻撃を仕掛け大量虐殺を防ごうとしたものの、シリウスの権能によって命を奪われ失敗に終わりました。
3回戦 ラインハルトVSシリウス
3回戦目では、スバルの事前の働きかけによりラインハルトが登場します。
ラインハルトは、圧倒的な力の差でシリウスの体を真っ二つにすることに成功します。
しかし、シリウスの「感覚の共有」によりスバルもろとも観衆たちも体が真っ二つになってしまい命を落とす結果となりました。
4回戦 エミリアVSシリウス
4回戦目では、スバルはエミリアとベアトリスに協力を仰ぎます。
シリウスの相手はエミリアが担当し、力勝負では勝っていました。
ところが、シリウスが人質を前面に出してきたことでエミリアは攻撃を躊躇し、すきを作ってしまいます。
そこを狙われたエミリアは、炎によって気絶させられてしまったのでした。
制御塔戦 プリシラ・リリアナVSシリウス
制御塔と呼ばれる塔に向かったシリウスの元にプリシラとリリアナが現れ戦闘となります。
戦闘場所には権能によって界隈にされた民衆が100人程いましたが、歌姫と呼ばれる吟遊詩人リリアナの歌によってシリウスの権能の無力化に成功します。
その後、天才的な陽魔法の使い手であるプリシラが陽剣を使って打ち負かし、シリウスは敗北しました。
【リゼロ】シリウスの現状
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
権能を無力化され、プリシラたちに敗れたシリウスはその後どうなったのでしょうか。
シリウスの現状を明らかにしていきます。
王都に輸送される
敗北したシリウスは、フェルトとラインハルトによって王都に輸送されることとなります。
なぜか輸送の際にフェルトを気に入ったシリウスは、自身の不幸話をフェルトに 語るのでした。
輸送の道中、不自然なほどの不幸がシリウスに襲いますが、ラインハルトがすべて解決し、無事に王都へと到着します。
シリウスは幼いころから不幸を引き寄せる体質のようです。
王城横の監獄塔に収監されている
王都に到着後は、王城横にある封魔石が敷き詰められている監獄塔の部屋に収監されています。
収監される際は、シリウスの手足も封魔石で拘束するほど厳重に警戒されていました。
収監されて以降はまだ原作でも明らかになっていません。
【リゼロ】まとめ：シリウス
以上、シリウスについて解説しました。
銀髪に紫紺の瞳の見た目だけでなく、ペテルギウスとの関係などシリウスとフォルトナの共通点は多くあります。
2人が同一人物である可能性は高そうですが、原作ではシリウスの正体について未だはっきりしていません。
今後、監獄塔で行う予定の尋問で真実が明らかになると思われるので、今後の展開に注目です。
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