「リゼロ」こと「Re:ゼロから始める異世界生活」に登場するジュースについて解説していきます。
ジュースの正体は魔女教大罪司教のペテルギウスですが、その過去はかなり悲惨です。
またペテルギウスが死亡した際、ベアトリスの発言から昔面識があったことが分かっています。
本記事ではジュースの過去やベアトリスとの関係性について解説をしていきます。
- ジュースの過去
- ジュースの正体
- ジュースとベアトリスの関係
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【リゼロ】ジュースについて
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
| 名前 | ペテルギウス・ロマネコンティ |
| 年齢 | 402歳 |
| 身長 | 180㎝ |
| 体重 | 50㎏台 |
| 肩書き | 魔女教創設者、魔女教幹部「怠惰」担当、土の精霊 |
プロフィール
ジュースは緑髪の長身で、温和な性格をしています。
周囲の人たちとも良い関係性を築いており、周りからは「ロマネコンティ司教」と呼ばれており、「ジュース」という名前は愛称のようです。
また、子どもたちからも好かれる好青年でもあります。
魔女教穏健派
ジュースは、魔女教徒の中でも穏健派に属しています。
元々は魔女教はエルフを守る組織だったのですが、嫉妬の魔女の大厄災の後、魔女教は「過激派」と「穏健派」に分かれました。
ジュースはその穏健派の中でも筆頭的な存在であり、当初の目的の通り、エリオール大森林に住むエルフたちに支援物資を届けています。
土の精霊
ジュースの見た目はかなり若いですが、その正体は土の精霊であり、400年前から存在しています。
精霊の姿は実体がないため、ジュースはロマネコンティ一族の肉体に乗り移ることで400年間生き続けてきました。
ロマネコンティ一族は、ジュースに忠誠を誓い、代々肉体を捧げている一族です。
精霊の中でも、ジュースは人に害をもたらすことから邪精霊と呼ばれています。
ジュースの声優
© 2019 Copyright: 株式会社アイムエンタープライズ
ジュースことペテルギウス・ロマネコンティの声を担当したのは、「松岡 禎丞(まつおか よしつぐ)」さんです。
儚さを持ちながらもその演技力の高さと自在に操れる声域から、「圧倒的主人公ボイス」と謳われる声優さんです。
松岡禎丞が演じたキャラ
- 『ソードアート・オンライン』キリト／桐ヶ谷和人
- 『鬼滅の刃』嘴平伊之助
- 『ノーゲーム・ノーライフ』空
- 『さくら荘のペットな彼女』神田空太
- 『五等分の花嫁』上杉風太郎
- 『食戟のソーマ』幸平創真
【リゼロ】ジュースの過去とその正体
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
ジュースは後に怠惰を担当する大罪司教ペテルギウス・ロマネコンティそのものでもあります。
ここからは、ジュースの過去に何があったのか明らかにしていきます。
ペテルギウスになる前
魔女教として活動していたジュースは、エルフたちに支援をする為に支援物資を届けていました。
ただし嫉妬の魔女が大災厄を起こした後、魔女教徒内でトップの入れ替えがあり、穏健派と過激派に分かれます。
ジュースはその中で穏健派として残り、エリオール大森林に住むエルフにそのまま支援を続けました。
エリオール大森林には関与させないという協定を過激派と結びもします。
ペテルギウスになった経緯
穏健派として活動していたジュースですが、過激派がエリオール大森林にある「封印の扉」の存在に気付き、虚飾の魔女パンドラと魔女教大罪司教レグルスが奇襲をかけてきます。
そしてジュースは彼らに対抗するために、適応能力のない魔女因子を無理矢理取り込みます。
適合しない魔女因子に耐えていたジュースでしたが、エルフの里の中で親しかったフォルトナを過って殺害してしまったことで精神が崩壊してしまいペテルギウスが誕生しました。
精神が崩壊した後、パンドラがジュースを連れ去っていたので、その後パンドラに何かされた可能性もあります。
【リゼロ】ジュースとフォルトナ
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
ジュースはエリオール大森林で封印の守り役を担っているフォルトナと親交が深く、大切に想いあっていました。
ただし恋人関係というわけではなく、両想いな関係です。
二人は幼いころから付き合いがあり、フォルトナはジュースが村にやってくることをいつも楽しみにしていました。
ジュースはフォルトナの兄夫婦の死に魔女教が関わっていることで、最初はフォルトナと距離を置いていましたが、次第に良い関係を築いていきます。
エリオール大森林が襲撃された際には、フォルトナはジュースに対して「あなたと一緒に死にたい」と発言しています。
【リゼロ】ジュースとベアトリスの関係
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
ベアトリスはペテルギウスが死亡した際、「お前も、ベティーを置いていったのかしら、ジュース・・・」と言った発言をしていました。
これは過去にジュースがベアトリスの教育係をしていたからです。
かつてジュースはエキドナの屋敷で暮らしていた過去があり、その際ベアトリスはジュースから人に対する接し方などを教わっていました。
原作では、当時エキドナとベアトリスでこんな会話がされたシーンがあります。
「そのあたりの矯正は、屋敷に戻ってからジュースに任せるとしよう。きっと張り切ってくれるだろうね。」
「ベティはージュースのこと、あまり好きじゃないかしら」
教育係だったのであんまりいい関係ではなかったのかもしれないですね…
【リゼロ】ジュースがエミリアを見て泣いた理由
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会
アニメ2期のエミリアの回想シーンで、ジュースがエミリアを前にして泣いた場面がありました。
この理由はまだ原作でも明かされていないのですが、ジュースは偶然出会ったエミリアの姿が、あまりにもエミリアの母に似ていたため涙を流したのだと考えられています。
ジュースはエミリアに直接会うことを頑なに避けていました。
これは、エミリアの両親の死に何かしら関与していたからだと言われています。
エミリアの両親に恩義を感じているジュースは、陰からエミリアを支えようと思っていたのでした。
【リゼロ】ジュース：まとめ
以上、ジュースについて解説しました。
愛するフォルトナやエミリアを守るために魔女因子を取り込み、結果として自らの手で愛するフォルトナを殺してしまうジュースの過去は悲惨なものです。
ジュースは、スバルと敵対したペテルギウスとは想像できない、温厚で人当たりの良い好青年でした。
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