「リゼロ」こと「Re:ゼロから始める異世界生活」に登場するパックについて解説していきます。
愛くるしい見た目が可愛いキャラですが、それだけではありません。
実は作中のキャラの中でもトップクラスの力を秘めていることや、エミリアの父親ではないかという説もある秘密の多いキャラです。
本記事では、パックの正体や強さについて原作で明かされている内容をもとに徹底的に解説しています。
- パックの正体について
- パックとエミリアの関係
- パックの強さ
- パックは今後再登場するのか？
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【リゼロ】パックについて
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
| 名前 | パック |
| 年齢 | 420歳 |
| 身長 | 9cm→20m以上 |
| 体重 | 5ｇ→不明 |
| 肩書き | 人工精霊、エミリアの契約精霊、火のマナの頂点に立つ4大精霊の一角 |
プロフィール
パックは、灰色の猫のような愛くるしい姿をしており、エミリアの契約精霊としてエミリアと常に行動を共にしています。
顕現していられる時間は午前9時から午後5時までと制限があり、時間外はエミリアの持つ緑の結晶の中で眠っています。
エミリアのことを誰よりも大切にしている、完全なるエミリア第一主義者です。
誰にでもフランクに接しますが、エミリア以外には毒舌な時もしばしばあります…
パックの性格
普段のパックはおっとりしていてかなりマイペースな性格です。愛くるしい見た目も相まって、癒されます。
一方で、エミリアを傷つけるものには容赦ありません。エミリアのことはリアと呼んでおり、娘のように心の底から大切にしています。
エミリアが死ぬようなことがあれば、世界を滅ぼそうとするほどです。
かわいいマスコットキャラ
灰色の猫のような見た目に加えて、そのもふもふな毛並みの手触りをスバルは絶賛していました。
さらに、自分のことを僕と呼び、いつでもゆるっとした口調も加わると最高な癒しキャラといえます。
エミリア以外には時に毒舌な時もありますが、愛くるしい見た目と緩い性格によって憎めないかわいいマスコットキャラとなっています。
パックの声優
アニメ1話から登場しているパックの声を担当しているのは、「内山夕実 」さんです。
内山さんは、ニセコイや無職転生などの人気作品に多数出演しています。
元気で強気な女の子の役や健気でかわいらしい女の子の役などを演じ分ける実力を持つ、明るい声が魅力的な声優さんです。
内山夕実が演じたキャラ
- 『ニセコイ』宮本るり
- 『無職転生 ～異世界行ったら本気だす～』ルーデウス・グレイラット
- 『きんいろモザイク』猪熊陽子
- 『結城友奈は勇者である』犬吠埼風
- 『魔法科高校の劣等生』千葉エリカ
- 『推しの子』アクア(幼少期)
【リゼロ】パックの正体
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
エキドナの作った人工精霊
パックの正体は、「強欲の魔女」エキドナによって創造された人工精霊です。
人工精霊になった理由はいまだ明らかになっていませんが、パック自身の望みをかなえるためだと言われています。
そのパックの望みはエミリアの守護と幸せを願ったもののようです。
ベアトリスとは兄弟
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
禁書庫を守るベアトリスも、エキドナが創造した人工精霊の1人です。
ベアトリスは、パックよりも後に生み出された人工精霊のため、パックを「にーちゃ」と呼んで慕っています。
そしてパックも同じエキドナによって生み出された兄弟関係であることから、ベアトリスのことを「ベティー」と呼び可愛がっています。
『終焉の獣』と呼ばれる
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
パックには、「終焉の獣」と呼ばれるほどの圧倒的な強さを誇る覚醒した姿があります。
金色の瞳に牙があり、20ｍを超える程巨大化した狂暴な姿です。
覚醒した姿を維持するために必要なマナを強制的に周囲から吸収していき、パックの周りから死の世界がじわじわと広がっていく様子から、「終焉の獣」という異名がつけられました。
そんな強大な力を持つパックですが、覚醒するのには条件があります。
それは、エミリアが死亡またはそれに近い状態に陥ることです。
アニメでも、エミリアが魔女教に殺されてしまった際に登場しました。
【リゼロ】パックの強さ・能力
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
エミリアを守護するためには世界をも滅ぼす力を持つパックですが、実際どれほど強いのか紹介します。
作中トップクラス
普段からどんな魔法も使いこなし、戦闘センスも抜群な強いキャラですが、覚醒すると作中トップクラスの強さとなります。
覚醒したパックには、周囲から強制的にマナを奪うことによって世界を滅ぼす力があり最強です。
スバルたちがあんなにも挫折しながら倒した3大魔獣である「白鯨」を1人で倒したり、「見えざる手」をもつ大罪司教ペテルギウスを簡単に倒してしまうほどの強さを誇っています。
世界を凍らせて滅ぼすことのできるパックは、間違いなく作中トップクラスの力を持つキャラです。
パックの使用する「魔法」
基本的にどんな魔法も使いこなすことができるパックですが、その中でも氷魔法が得意です。
パックが放った氷が突き刺さると、相手の全身を凍らせてしまうほどの威力があります。
アニメでは、腸狩りで有名なエルザとの戦闘シーンで氷のつららを使って攻撃していました。
特に氷のつららは、戦闘時にパックが良く使う魔法です。
連射が可能で、エルザに命中はしなかったものの足元を凍らせ敵のすきを作ることに成功しています。
【リゼロ】パックとエミリアについて
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
お互いを1番に大切にしあう2人ですが、実際どんな関係が築き上げられているのか明らかにします。
エミリアとの契約について
パックとエミリアは精霊契約を結んでします。
二人の詳しい契約の内容はまだ明かされていませんが、家族を失い悲しみに暮れて氷の中で眠っていたエミリアをパックが助けたのがきっかけで二人は精霊契約を交わしたようです。
ただしアニメ２期にて、エミリアが聖域の試練を乗り越えるためにパックは一方的にエミリアとの契約を破棄しています。
契約破棄以降、パックは魔晶石の中で眠っている状態です。
エミリアの父親の可能性もあり！
エミリアのことを娘のように大切にしているパックですが、人工精霊になる前は本当にエミリアの父親だったのではないかという説があります。
その理由は、原作のIFストーリーで描かれたエミリアとスバルが聖域で試練を受けた際のあるセリフです。
聖域の試練中、パックがペテルギウスに対面した際こんな発言をしていました。
「黙れ狂人！一歩でもここからこの子に近づいてみろ！生まれてきたことを後悔させてやる！絶対にだ！」
「なんで、だ。なんで、あのときにボクは…..いや、違う。思い出してきた。違う。そうだ、違う、違う、違う！ボクは…..お、れは」
「俺の娘に、汚い手で触れようとしてんじゃねぇよ！」
「俺が何のために、こうなったのかを思い出せた。娘を守るためだって、ようやく…．
そのための制約がこうだっていうなら、あの性悪め」
性悪というのは「強欲の魔女」エキドナのことを指します。
これによりエキドナとの制約によって、パックは記憶を失っていたことが判明しました。
また、記憶を思い出した際に言っている「俺の娘」発言などから、人工精霊になる以前は本当に親子だったのではないかと考えられます。
【リゼロ】パックが復活する可能性は？
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊／Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
現在パックはエミリアとの契約が切れて顕現できない状態となっていますが、復活する可能性が高いです。
そもそもなぜ顕現できないのかというと、パックを顕現させるためのマナが足りないからです。
パックはエミリアとの聖域編以降、青い輝石を依り代にしていることが判明しています。
そしてパックは結晶石と膨大なマナがあれば維持できることがその後判明しました。
パック復活のためプリステラへ
聖域の試練を乗り越えたエミリアは、パックの依り代となりうる結晶石を探しに水門都市プリステラへ向かいます。
そこで、1年もの間探し続けてもなかった魔晶石を大罪司教との戦いに貢献したことによってエミリアは無事ゲットすることに成功します。
あとは結晶石にマナが充填すればパックは表の世界に出てこれるため、今後の登場に期待したいです。
【リゼロ】パックの謎を考察
パックについてですが、依然謎の多いキャラクターです。
現時点での主な謎をまとめると、
- 人工精霊になる前は何者だったのか？
- エミリアの父親説は真実なのか？
- スバルの死に戻りについて知っているのか？
などが挙げられます。
パックの過去
パックが人工精霊になる以前のことですが、口調やセリフから実はパックとスバルは同一人物ではないかといった説やパックはスバルと同じ異世界転生者ではないかという説があります。
スバルと同じ話し方や現代日本お馴染みのネタをパックも知っていることから説の信憑性は高いです。
本物のエミリア父親説
エミリア父親説については原作でもいまだ謎に包まれています。
原作で描かれたIFストーリーにて俺の娘発言などがあることからエミリアの本当の父親説がでました。
初めて登場した時からエミリアのことをまるで娘のように溺愛しているパックの姿からも、エミリアと昔から強いつながりがあるのは確かです。
スバルの死に戻りを知っている
アニメのパックが覚醒したシーンのセリフからこの説が浮上しました。
アニメ１期でエミリアが死亡したことにより覚醒したパックは、「遅すぎたんだよ」や「怠惰だねスバル」といった発言をしています。
そのことから、パックは死に戻りのことを把握しているのではないかと考えられます。
【リゼロ】パック：まとめ
以上、パックについて解説しました。
愛くるしい見た目の癒しキャラとして登場しているパックですが、その正体は「終焉の獣」と呼ばれ、作中のなかでもトップクラスの強さを持っている人工精霊でした。
「強欲の魔女」エキドナによって創造されたようですが、それ以前の過去はいまだに判明していない秘密の多いキャラでもあります。
エミリアとの契約を切った後は登場していませんが、魔晶石にマナが充填されれば表に顕現することが可能とのことですので、今後いつ登場するのか楽しみです。
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